英キャサリン皇太子妃、女王のジュエリーを身につけリメンバランスデーのイベントに参加
英王室のキャサリン皇太子妃が、9月に亡くなったエリザベス女王のジュエリーを身につけ、戦没者を追悼するリメンバランスデーのイベントに参加した。
【写真】キャサリン妃、黒のツーピースにポピーのブローチ&女王のジュエリーを身につけ出席
先週末、英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにて、リメンバランスデーのイベント「Festival of Remembrance」が開催され、キャサリン妃が夫のウィリアム皇太子らと一緒に参加した。
リメンバランスデーとは、イギリスで1918年11月11日の第一次世界大戦終結を記念して定められた記念日で、この戦争を含む全ての戦争の犠牲者を悼むもの。毎年11月の第2土曜日には、戦没者を追悼する「Festival of Remembrance」が開催される。
キャサリン妃は、黒いツーピースに合わせ、戦没者を追悼するポピーのブローチと共に、9月に亡くなったエリザベス女王から贈られたパールのチョーカーとドロップイヤリングを纏って参加した。
Peopleによると、このイヤリングは1947年に女王がフィリップ殿下と結婚した際、バーレーンの君主から贈られたもので、ダイヤモンドとバーレーン産のパールが連なる美しいデザイン。キャサリン妃は、このチョーカーとイヤリングをエリザベス女王の葬儀で身につけたほか、2021年に亡くなったフィリップ殿下の葬儀でも着用していた。
『The Queen: 70 Years of Majestic Style(原題)』を著書に持つ王室専門家ベサン・ホルトは、「パールは喪に服すことができる数少ないジュエリーの一つで、また、エリザベス女王を思わせるものでもあります」とコメント。喪に服す際パールを身につけるのは、かつてヴィクトリア女王が始めたことであるとし、「女王を追悼するシンボルであるとともに、祖母や曾祖母を偲ぶものでもあります」と述べているそうだ。