『舞いあがれ!』航空学校編“柏木”目黒蓮は舞と正反対 福原遥「けんかしながらも言い合える関係性がすてき」
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連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合/毎週月~土曜8時ほか)でヒロインを務める福原遥がインタビューに答え、11月21日からの航空学校編での舞について語った。
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福原演じる岩倉舞は、東大阪市の町工場で生まれ育つ。幼いころから人の気持ちを察するのが得意な一方、自分の気持ちを抑えてしまうところがあったが、五島列島の祖母や人々とふれあい、変わっていく。飛行機へのあこがれから、大学で人力飛行機サークルに入って、つくり手として活動した。
航空学校編の撮影に入る前、実際に飛行機を操縦したという福原。その時の様子を「一生体験することはないだろうなと思うような体験をさせていただきました! (必要な講習を受けて許可書を取得したうえで)実際に訓練区域内を飛行し、少し曲がったり下がったりさせてもらいました。操縦桿(かん)を少し動かすだけで機体は結構曲がるので緊張しました。車を運転した経験がなかったら、もっと焦っていたかもしれないです。景色もすごくきれいで感動的でした。操縦席からの景色は客席からとは全然違って目の前一面が空なんです! 雲の上だから本当に夢の中のようで、『今、現実なのかなぁ?』と不思議な感覚になりました」と振り返った。
航空学校編の撮影で大変だったのは、せりふに出てくる難しい専門用語の数々。「普通の勉強も苦手なので、こんなに頭が良い航空学生のセリフ、どこから覚えよう…と。単語をひとつずつ必死で覚えて、その意味を実際の訓練生の方に教えてもらって、皆さんに助けていただきました」と福原。
現場の雰囲気については「航空学校編の共演者のみなさんとは、気づかない間にまとまっていた感覚です。プライベートというよりも、スタジオに入ってお芝居をしていくなかでみんなが仲良くなっている感覚でした。それがうれしいですね。ひとつのところに向かって一緒に頑張ろう!という見えない絆みたいなものを感じられて、居心地がいいんです」を話す。そして「矢野倫子役の山崎紘菜さんとは、5年ほど前に共演したときから仲良し。今回も一緒と聞いたときは、本当に心強かったです! 役としても厚い友情で結ばれる設定だったので、もうそのままできるなと思いました」と明かした。
印象的だったシーンについては「柏木さん(目黒蓮)と舞は、正反対の2人。柏木さんの登場シーンは、私自身も『なに〜〜〜!?(怒)』と思ったぐらい、本当に失礼でしたよね(笑)。でも、舞がムキになったり怒ったりする相手って、お兄ちゃんは別として、初めてなんです。けんかしながらも、なんでも言い合える、そんな関係性がすてきだなと思いました。舞が人と言い争うシーンは他にあまりないので、撮影もすごく楽しかったです」と語った。
最後に視聴者に向け、「航空学校は、本当に厳しい世界。まさか舞がそこに行くとは、小さな頃の姿から想像もできませんでした。人ってこんなに変われるんだ、こんなに成長できるんだとこの作品に私自身も励まされています。『自分で何かしたい』『自分でこのチームをまとめなきゃ』と、行動に移せるようになってきた舞の成長にご注目ください。今週以降は、個性豊かなメンバーとの掛け合いも増えていきます。テンポよく演じてコメディー要素も楽しんでもらえたらいいなと思っていますので、皆さまどうぞお楽しみに!」とメッセージを寄せた。
連続テレビ小説『舞いあがれ!』は、NHK総合にて毎週月~土曜8時ほか放送。