當真あみ、叶えてほしい願いは「鬼のようなコミュニケーション能力が欲しい」
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俳優の當真あみ、北村匠海、吉柳咲良、板垣李光人、横溝菜帆、梶裕貴、宮崎あおい、原恵一監督が24日、都内で開催された映画『かがみの孤城』プレミアイベントに登壇。主人公・こころの声を務めた當真は、叶えてほしい願いを聞かれると「鬼のようなコミュニケーション能力が欲しい」と語った。
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本作は、直木賞作家・辻村深月によるベストセラー小説を劇場アニメ化。学校での居場所をなくして家に閉じこもっていた中学生・こころ(声:當真)が、不思議な「鏡の中の世界」を舞台に、見ず知らずの中学生6人と織りなすドラマを描く。
1000人を超えるオーディションで主役の座を射止めた當真は「最初は本当に驚きというか。原作がもともと好きで小説を読んでいて、アニメも好きで。なので好きな作品で声優としてこの作品に関わることができたっていうのは本当にうれしくて」と喜びのコメント。「とにかくいろんな人に見てほしい」「やっぱりうれしいっていう気持ちが一番強かったです」とも語っていた。
物語にちなんで、どんな願いも叶えてもらえるならどんな願いがいいか質問された當真は「誰とでもコミュニケーションを取れる、鬼のようなコミュニケーション能力が欲しいなって」と発言。「私が人に話しかけるのが苦手で。人とお話しするのはすごく好きなんですけど、話しかけるのが苦手で。それがあると無敵なんじゃないかなと思って」と理由を明かしていた。
一方、サッカーが得意で誰にでもフラットに接する爽やかな少年・リオンの声を務めた北村は、冒頭のあいさつで役柄に絡めて、イベント前日に行われたサッカー日本代表の対ドイツ戦勝利に言及。「日本勝ちましたね。すごすぎますね。きっと、リオンもこの世界の中で、昨日の勝利をとても喜んでいたと思います」と笑顔を見せた。
また、こころを優しく見守るフリースクールの先生・喜多嶋先生役を務めた宮崎は「梶さんと同じ85年生まれなんですが、今日は若いキャストの方がとても多いので、お母さんのような気持ちで参加させていただいております」と頬を緩めていた。
アニメ映画『かがみの孤城』は、12月23日公開。