「居場所は分かっている」「クソ女め」 スマホに届く正体不明の謎メッセージ…『MEN 同じ顔の男たち』不穏な本編映像解禁
映画
関連 :
米配給会社A24と『エクス・マキナ』のアレックス・ガーランド監督がタッグを組んだジェシー・バックリー主演の映画『MEN 同じ顔の男たち』より、ヒロインのスマートフォンに正体不明の謎のメッセージが届く不穏な場面を収めた本編映像が解禁された。
【写真】『MEN 同じ顔の男たち』フォトギャラリー
本作は、夫の死を目撃してしまった女性が心の傷を癒すため、自然あふれる美しい英国の田舎街を訪れるが、そこで現れる男たちが全員、同じ顔をしているという不気味な物語。
監督は、2015年長編デビュー作となるSFスリラー『エクス・マキナ』が第88回アカデミー賞視覚効果賞を受賞し、脚本賞にもノミネートされるという快挙を果たしたアレックス・ガーランドが務める。主人公を『ロスト・ドーター』のジェシー・バックリーが演じ、次から次へと現れる同じ顔をした男たちを、『007／慰めの報酬』から『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』までの007シリーズにビル・タナー役で出演した英国俳優ロリー・キニアが、1人で何役もの不気味な男たちを怪演している。
ハーパー（ジェシー）は、夫ジェームズ（パーパ・エッシードゥ）の死を目の前で目撃してしまい、心の傷を癒すため、イギリスの田舎街を訪問することに。おしゃれで可愛らしい内装のカントリーハウスで心穏やかに過ごしていたが、ある日、近所を散策し見つけた廃トンネルで男から追いかけられる恐怖体験をしてから、彼女の周辺には常に謎の気配が立ちこめる。そして、どこかよそよそしく、冷たい態度の街の男たち。募る不安に友人へ電話で助けを求めると、「今からそっちへ行く」とカントリーハウスの住所を尋ねられる。
今回解禁されたのは、ハーパーがその友人にカントリーハウスの住所を伝えようとするも、正体不明のメッセージを受け取ってしまう不穏なシーン。「村の名はコットン。郵便番号は…」と教えるハーパーだが、突然電波が不安定になってしまう。それでもスマートフォンで位置情報を送ろうとメッセージアプリを開くと、友人から「居場所は分かっている」「クソ女め」と、本人が送るはずのない暴言が届く。
そして、困惑しながらスマートフォンを見ていると、悪夢の幕開けであるかのように玄関の電気が点灯。ハーパーが外の異様な雰囲気に思わず視線を送るところで映像は終了する。果たして、メッセージを送ったのは誰か。これもまた謎の男たちの仕業なのか。彼女の身にこのあと何が起こるのか…。
ハーパーを演じたジェシー・バックリーは、劇中で登場する男たちについて「見てくれは恐ろしいけど彼らの心の傷や醸し出す雰囲気や振る舞いが、とても悲しく思える」と明かし、「この映画は、現代を生きている男女の間で交わされている激しい議論の一部のように感じている。この数年、政治的にも社会的にも、いろんなことが起きているけど、この作品はその答えというよりも、すべてのことに対する挑発と捉えている」と、作品に込められた深いメッセージ性についても言及している。
映画『MEN 同じ顔の男たち』は、12月9日より全国公開。
この記事の写真を見る
関連記事
-
Yahoo!検索で詳しく調べる
-
あわせて読みたい
最新ニュース
-
[ADVERTISEMENT]
-
[ADVERTISEMENT]
-
X
-
Instagram
