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宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』は「若々しいファンタジー作品になるのではないか」 東宝が言及

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「2023年東宝配給作品ラインナップ発表会見」の様子
「2023年東宝配給作品ラインナップ発表会見」の様子 クランクイン!

 東宝が13日、都内で「2023年東宝配給作品ラインナップ発表会見」を開催。2023年7月14日に公開予定の宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』について、取締役の市川南氏は「80歳を超えている宮崎監督ですが、若々しいファンタジー作品になるのではないかなというような予感がしています」と語った。

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 市川氏は2022年に自社が配給した23作品の興行収入が630億円前後だと言い「コロナの影響が残る中では、まずまずの1年だったかなという風に思っております」と分析。『君たちはどう生きるか』や『キングダム3(仮)』などが公開する2023年に向けては「粒ぞろいの作品が揃っていると言えるかと思います。例年以上の豊富なラインナップとなっておりまして、我々としては東宝配給の新記録を狙う1年にしたいという風に思っております」と意気込みを語った。

 『君たちはどう生きるか』への期待を聞かれた市川氏は「老若男女あらゆる世代に向けて、我々は配給活動をさせていただいて。多くのお客様に見ていただきたいということのみです」と返答。制作の進行状況や宮崎監督については、内容を把握できていないとしたうえで「あまりわからないんですよ(笑)。2017年からだから、5年間ずっと作り続けている超大作であることは間違いないんですけど。完成も、いつもは公開の直前に完成するのが、少し早く完成するのではないかなという風に思います」と語った。

 また市川氏は、同作が吉野源三郎氏の小説を原作にしていないとしたうえで「タイトルをお借りしていると。本編の中で何らかの形で出てくるんじゃないかなという風に思います。さっき出ていた絵も、一体なんていうキャラクターでどういう活躍をするのかも我々は聞かされていないので、本当に今後のお楽しみかなと思います」とコメント。「ただなんとなくプロデューサーの鈴木敏夫さんのお話を伺っていると、80歳を超えている宮崎監督ですが、若々しいファンタジー作品になるのではないかなというような予感がしています」とも話していた。

 その後、同作に関するメモを手渡された市川氏は「(宮崎監督が吉野氏の小説を)読んで感動した。インスパイアされたということだと思いますけど。新たなオリジナルストーリーを生み出したということだそうです」と補足していた。

◆2023年 東宝配給作品◆
・『イチケイのカラス』(1月13日公開)
・『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』(2月3日公開)
・『湯道』(2月23日公開)
・『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』(3月3日公開)
・『わたしの幸せな結婚』(3月17日公開)
・『映画刀剣乱舞‐黎明‐』(3月31日公開)
・『生きる LIVING』(3月31日公開)
・『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』(4月14日公開)
・『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』(4月28日公開)
・『最後まで行く』(5月19日公開)
・『怪物』(6月2日公開)
・『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』(6月16日公開)
・『君たちはどう生きるか』(7月14日公開)
・『キングダム3(仮)』(2023年夏)
・『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』(2023年夏)
・『ミステリと言う勿れ』(2023年秋)
・『きみの色』(2023年秋)
・『ゴジラ最新作』(2023年)
・『屋根裏のラジャー』(2023年冬)
・『ゴジラvsコング』続編(タイトル未定)(2024年)
・『ハイキュー!! FINAL』二部作(制作決定)

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