杏、山崎賢人主演『キングダム 運命の炎』で紫夏役に! 予告解禁
関連 :
映画『キングダム』『キングダム2 遥かなる大地へ』に続く、シリーズ3作目となる映画『キングダム 運命の炎』に、杏が出演することが発表された。えい政(吉沢亮)の過去と深く関わりを持つ闇商人・紫夏(しか)を演じる。併せて、本作の最新予告映像が解禁された。
【動画】映画『キングダム 運命の炎』予告
時は紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎賢人)と、中華統一を目指す若き王・えい政(吉沢亮)を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原泰久/集英社)。2006年1月より「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始し、現在までに単行本は67巻まで刊行され累計発行部数9500万部(2023年1月時点)を記録するも、その壮大なスケールから映像化は不可能と長らく言われてきた。
そんな中、2019年、この原作の映像化に挑戦した映画『キングダム』、2022年公開の『キングダム2 遥かなる大地へ』は、それぞれその年の邦画実写作品でNo.1を獲得する大ヒットを記録。さらに、国内の数々の映画賞を受賞した。
シリーズ3作目となる本作では、北方で大きな力を誇る隣国・趙(ちょう)が秦に突如攻め入ってきたことから始まり、侵略を迎え撃つべく信と王騎(大沢たかお)が初めて同じ戦場に立つ「馬陽の戦い」と、誰もが成し遂げたことのない中華統一に挑む秦国の若き王・えい政の知られざる過去が登場する、原作でも屈指の“泣けるエピソード”として人気を博した「紫夏(しか)編」が描かれる。これまでのシリーズ同様に原作者の原泰久が脚本に参加、“キングダムの魂”ともいえる「何故、中華統一に挑むのか」というテーマに挑む。
このたび、えい政の過去と深く関わりを持つ闇商人・紫夏役で、杏が参戦。紫夏は孤児だった幼い頃に行商人に拾われ、現在では闇商人の女頭目として腕を発揮している。国全体で秦国への大きな恨みを抱く趙国で、すべての人間から憎悪と暴力を受け続けていたえい政を唯一助けようとする正義感と母性にあふれた美しき女性。未来の王となるえい政を、趙国から秦国へと脱出させる危険なミッションを請け負うことになった彼女の運命はいかに…?
馬術や剣・矢を用いた戦闘シーンも披露するなど、難しい役どころを演じた杏は、「産後初めて映画館に観に行った映画がキングダムパート1でした。数年ぶりの映画館で高揚しながら観たキングダムは、大好きな漫画の世界がまさにそのまま目の前に写しだされた、迫力あるものでした。もし続編があるなら出れたらなあ、なんて思っていたら、まさか紫夏という役をいただけるとは思いませんでした」と喜びを語っている。また、「紫夏は過去、えい政の人生に大きな影響を与えた重要な存在です。このエピソードが映像化されるというのは原作ファンとしてもとても嬉しいです」とコメントを寄せた。
えい政役の吉沢は共演時のインタビューで、「ビジュアルはもちろん、お芝居もすごく上品で、闇商人という設定ではありますが、紫夏の持つ美しさや正義感が感じられてとても素敵だなと思いました」と絶賛のコメント。佐藤信介監督は撮影を振り返り、「誠実に、非常にしなやかな柔軟さを持って、この紫夏という女性を演じられました。一つ一つのカットを、丁寧に、さまざまな挙動を確認しながら。そうして映し出されたのは、大胆な振る舞いで人を引っ張る闇商人の強さと、包み込む母のような温かさでした」と語る。
松橋真三プロデューサーは、杏の起用にあたって「紫夏は『キングダム』の魂の根幹であり、その存在感だけで、正しく誠実である人柄が出てこなければなりません。そして、深く広い母としての愛を持っている人でなければならず、我々は迷いなく杏さんにオファーさせていただきました」と熱い想いを述べた。
さらに、解禁された最新予告映像(71秒)では、伝説の大将軍・王騎が戦場へ降臨。原作ファンからも絶大な人気を誇る大将軍・王騎の「全軍前進」から、兵たちの鬨(とき)で戦いが始まる。
信が強く憧れを抱く大将軍・王騎と初めて共に戦場へ立つこととなる趙国との戦を描く「馬陽の戦い」。そして、憎しみしかなかったえい政の世界に光を与えた感涙のエピソード「紫夏編」。前作でも活躍したそうそうたるキャラクターたちの様子と原作屈指の熱いエピソードが盛り込まれた映像となっている。緊迫した表情の中、「俺たちが失敗したら、全員死ぬ」と、前作では初陣だった信のたくましくなった姿も。果たして、信たちに懸けられた使命とは…?
映画『キングダム 運命の炎』は、7月28日全国公開。
杏らのコメント全文は以下の通り。
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記