『silent』“奈々”夏帆から“春尾”風間俊介への手紙 3週目にして内容が判明「やっと中身が」
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女優の川口春奈が主演を務め、目黒蓮と共演するドラマ『silent』(フジテレビ系/毎週木曜22時)の第10話が15日に放送。第8話で奈々(夏帆)が春尾(風間俊介)に宛てた手紙の内容が明らかになった。
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第8話では奈々と春尾の出会いが詳細に描かれ、8年ぶりに再会した2人。そのとき春尾は奈々から手紙を受け取っていたが、その中身は明かされていなかった。
そして前回の第9話。春尾は行きつけの店で、湊斗(鈴鹿央士)とバッタリ。席に着こうと上着を脱いだときに奈々からの手紙を落とし、そのときにも手紙の話題は出るも、内容は明かされず。視聴者の間では「手紙の内容が気になる」「何て書いてあるんだろう」という声が上がっていた。
2週にわたり、明らかになっていなかった奈々から春尾への手紙の中身。しかし第10話でその全貌が明らかになった。
春尾は奈々からの手紙を開く。そこには次のように書かれていた。
――あの頃のこと謝ろうと思って会いに行ったのに話せなかったから手紙にします
顔を見ないで話せたらよかったんだけど
手話ってこういうとき不便なんだね
聞こえる人に囲まれて
必死に目で文字を追いかける毎日で
春尾くんが私の顔を見て必死に手を動かしてくれることがすごくうれしかった
早く手話だけで話せるようになりたかった
でも間違えてるよって教えたいから
ちょっとだけ間違えててほしかった
春尾くんが手話を仕事にするのが嫌だったわけじゃない
自分とは違うと思い知ってつらくなってしまっただけ
私は手話ができるけど聞こえる人の通訳はできない
春尾くんは手話ができて聞こえない人の通訳ができる
優しくしてくれたのに、受け入れなくてごめんね
PS.通訳さんが必要な時は指名するね!――
3週目にして判明した手紙の内容に「やっと手紙の中身が」「やっと春尾先生、奈々さんからの手紙を読んだ…」の声が上がった。さらに、手紙の中身は春尾のモノローグで読み上げられたが、こういった場合、“読み手”ではなく、“書き手”がモノローグを務めることが多い。だが、奈々は生まれつきのろう者でこれまでも劇中で声を出して話すことはなかった。だから終始、春尾のモノローグで読み上げられたのだろう。
このモノローグにも視聴者から「普通手紙のナレって差出人の声がかかる方が多いけど、奈々ちゃんが喋れないから春尾先生の声なんだよねきっと…」「春尾先生の声で奈々の手紙を読む演出が良かった」という声が上がっていた。