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鈴木亮平×宮沢氷魚、愛に満ちた2人の姿 『エゴイスト』予告&本ビジュアル解禁

映画

 第35回東京国際映画祭コンペティション部門に選出された鈴木亮平主演映画『エゴイスト』より、鈴木演じる主人公とその恋人(宮沢水魚)の愛に満ちた予告と本ビジュアルが解禁された。

【動画】「僕は愛が何なのかよくわからないです」―鈴木亮平のつぶやきが切ない 『エゴイスト』予告

 本作は、愛と毒のある切り口で数々のコラムを世に送り出してきた高山真の自伝的小説「エゴイスト」の映画化。『ピュ~ぴる』『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』などを手掛けた松永大司監督が、登場人物たちの心情に寄り添うようなドキュメンタリータッチの映像で、親密な時間の温度感や、愛するがゆえに生まれる葛藤を繊細に描き出す。

 第35回東京国際映画祭で、コンペティション部門に選出された本作。同映画祭でいち早く鑑賞した観客からは「言葉も無用なほど純愛に満ち溢れた傑作」「惹かれ合うこと、求め合うことの美しさが投影されていた」などと絶賛の声が続出した。

 今回そんな本作より、鈴木演じる主人公とその恋人(宮沢水魚)の愛に満ちた予告と本ビジュアルが解禁。

 まるで自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きているファッション誌編集者の浩輔(鈴木)。そんな彼が出会ったのは、シングルマザーである母(阿川佐和子)を支えながら暮らすパーソナルトレーナーの龍太(宮沢)。2人は惹かれ合い、恋人になるまで時間はかからなかった。

 予告は、浩輔と龍太が熱い口づけをかわすシーンから始まる。続いて浩輔が、息子がゲイであることを知らない父親(柄本明)から「お前もそろそろいい歳なんだし。いい人いないのか」と悪気なく言われる様子や、龍太の実家を初めて訪れる時に「恋人の親に会うとか無いから」と不安や緊張でいっぱいになる姿が映し出される。

 普段は年上の恋人として余裕を見せる浩輔の頼りない姿に「いつも通りで大丈夫だから。恋人だなんて言うわけないでしょ」と優しく背中を押す龍太。14歳で母を失い、未だ亡き母を思慕する浩輔にとって、時に龍太の母も交えながら過ごす和やかな時間は幸せそのものだった。しかし、ドライブに出かける約束をしていたある日、龍太は姿を現さず、浩輔の元に一本の電話がかかってくる…。

 そこから幸せそうだった雰囲気が一変。浩輔が受話器を持ち「えっ!?」と声を出す姿や苦悩するような姿、そして「僕は愛が何なのかよくわからないです」と絞り出すように語る声で幕を閉じる。果たして2人に何があったのか、その後の展開が気になる予告となっている。

 本ビジュアルは、浩輔と龍太がベッドでキスを交わすシーンを切り取ったもの。2人の上には、タイトル『エゴイスト』の意味を表した「愛は身勝手。」というキャッチコピーが添えられている。

 映画『エゴイスト』は2023年2月10日公開。

映画『エゴイスト』予告映像

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