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『エルピス』最終回 失意の“拓朗”眞栄田郷敦、“恵那”長澤まさみに事件から身を引くと宣言

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ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』最終回より
ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』最終回より(C)カンテレ

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長澤まさみ

眞栄田郷敦

 女優の長澤まさみが主演を務め、俳優の眞栄田郷敦、鈴木亮平が共演するドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』の最終回が26日の今夜放送される。

【写真】恵那(長澤まさみ)と対峙する斎藤(鈴木亮平) 『エルピス―希望、あるいは災い―』最終回場面カット

 連続テレビ小説『カーネーション』(2011年/NHK)の渡辺あやによるオリジナル脚本となる本作は、実在の複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤)と彼女に共鳴した仲間たちが、犯人とされた男の死刑が確定した、10代の女性が連続して殺害された事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく。

■最終回あらすじ

 大門亨(迫田孝也)が死んだ。大門副総理(山路和弘)の娘である妻と離婚し、事務所も退職し身ひとつになった亨が命を懸けて、大門に対するレイプ事件“もみ消し”疑惑を告発しようとしていたことを知る拓朗(眞栄田)は、その死の意味を理解し、言葉を失う。

 一方の村井(岡部たかし)は、亨の正義を踏みにじり、自らの保身のため、身内の死をもってすべてに終止符を打とうとする大門のやり方、さらに、権力という名の悪から目をそらし、平然と報道を続けるマスコミのあり方に怒りを爆発させる。

 『NEWS8』のスタジオに殴り込んできた村井のただならぬ様子を見た恵那は、その真意を知りたいと、拓朗の元を訪ねる。しかし、亨を死に追いやったことに責任を感じ、かつての村井の忠告の意味を嫌というほど思い知らされた拓朗は、恵那の言葉に虚無感といら立ちを覚え、今度こそ、この一件から手を引くと宣言するのだった。

 ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』はカンテレ・フジテレビ系にて毎週月曜22時放送。

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