『エルピス』最終回 “恵那”長澤まさみ、涙の叫びにネット感動「めちゃくちゃ泣いてる」
女優の長澤まさみが主演を務め、俳優の眞栄田郷敦、鈴木亮平が共演するドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』の最終回が26日に放送され、失意の拓朗(眞栄田)に対して、恵那(長澤)が涙ながらに叫ぶ姿が描かれると、ネット上には「涙が止まらん」「めちゃくちゃ泣いてる」といった反響が巻き起こった。
【写真】恵那(長澤まさみ)と向かう合う拓朗(眞栄田郷敦) 『エルピス―希望、あるいは災い―』最終回場面カット
大門副総理(山路和弘)の娘婿・亨(迫田孝也)が死んだ。亨が命を懸けて、大門のレイプ事件“もみ消し”疑惑を告発しようとしていたことを知る拓朗(眞栄田)は、その死の意味を理解し、絶望する。
亨の死後、恵那は彼と親交のあった村井(岡部たかし)がただならぬ様子で『NEWS8』のスタジオに殴り込んできた様子を目撃。恵那はその真意を知るために拓朗の元を訪ね、涙ながらに「教えてください」と頭を下げる。
恵那の真摯な訴えを聞いた拓朗は、亨が証言したレイプ事件“もみ消し”疑惑を教える。しかし亨の証言は封印するという拓朗に、恵那は自身の番組で報じると宣言。拓朗は義憤に駆られる恵那に対して大声で「殺されますってマジで!」と止める。すると恵那はその声をかき消すように「なんで殺されなきゃいけないのよ!」と絶叫。
「自分の仕事をちゃんとやりたいだけじゃん…」と続けた恵那は「何の罪もない人がこれ以上、犠牲になるのを見ていたくないだけじゃん! 1人の人間として、まともに生きたいだけじゃん!」と主張。そして「当たり前の人間の普通の願いが、どうしてこんなにも奪われ続けなきゃいけないのよ!」と涙を流す。
西日に照らされながら、改めてキャスターとしての使命をまっとうするために覚悟を決めた恵那と、そんな彼女と真剣に向き合う拓朗の姿が最終回の序盤で描かれると、ネット上には「涙が止まらん」「ここまでですでに呼吸ができてないし、めちゃくちゃ泣いてる」などの声が続出。
さらに恵那を演じる長澤と拓朗役の眞栄田の熱演に対しても「初っ端から鳥肌止まんない」「2人の演技に鷲掴みされてる…」といったコメントが相次いだ。
テレビ局を舞台に、冤罪の疑いのある連続殺人事件に翻弄される人々を通して、メディアのあり方や報道番組の意義、さらに登場人物たちの内面に深く切り込んだ本作。最終回放送後にはネット上に「素晴らしい脚本と演技、圧巻でした」「いやぁ、この時代に勇気あるドラマだった、、、」などの反響が多数寄せられていた。