ジブリ・鈴木敏夫、『SLAM DUNK』参考に宮崎駿監督の新作情報出さず「勉強になった」
株式会社スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫氏、写真家カンヤダ・プラテンが28日、都内で開催された「アニメージュとジブリ展」 内覧会に出席した。鈴木氏は宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』について情報があるか質問を受けるも、同作の情報を出さないことを明言。同じく事前に情報が明かされなかった映画『THE FIRST SLAM DUNK』のプロモーションを参考にしている様子で「勉強になった」と話していた。
【写真】ファンならずとも心躍る展示がいっぱい! 「アニメージュとジブリ展」の様子
雑誌「アニメージュ」の創刊当時から80年代に焦点を当てた本展は、スタジオジブリの原点である「アニメージュ」が、多くのアニメ作品の誕生と発展に果たした役割を、豊富な展示と貴重な資料で振り返るもの。この日は株式会社スタジオジブリプロデューサーの石井朋彦氏も出席していた。
質疑応答で鈴木氏は、2023年7月14日に公開予定の『君たちはどう生きるか』の進捗状況について「いつもに比べたらすごく早いんですよ。いつもはね、公開の直前にできるんです」と発言。既に完成しているのか問われると「完成していませんよ。まだ」と否定し「今日だって、ここへ僕が来ているっていうのは内緒ですからね。くれぐれも皆さんよろしくお願いします」と笑顔を見せた。
具体的な作品情報がないか問われた鈴木氏は「本当に考えました。何にも情報がない方が、皆さんの楽しみが増える。それを先に知っちゃったらね、喜びを奪うことになるんですよ。わかります?」と笑顔でかわし、「だから、それを貫きます」ときっぱり。「『SLAM DUNK』を見ていてもそうでしょ? 何にもなかったじゃないですか、あれ。僕、あれは頭いいなと思ったんです。勉強になった。どんどんどんどん予想よりね、数字が上がっていくでしょ? あれ、みんな知らなかったからですよ」と同作のプロモーションを参考にしている様子だった。
「アニメージュとジブリ展」は、2023年1月3日~1月23日東京・松屋銀座8階イベントスクエアにて開催。
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