ミュージカル『She Loves Me』、約13年ぶりにHey!Say!JUMPの薮宏太主演で上演決定 コメント動画到着
Hey!Say!JUMPの薮宏太が主演を務めるミュージカル『She Loves Me』が、5月2~30日に東京・シアタークリエ、6月3・4日に大阪・東大阪市文化創造館、6月8~10日に愛知・御園座にて上演されることが発表された。併せて、主演の薮からのコメント動画が公開された。
【動画】ミュージカル『She Loves Me』主演・薮宏太コメント
『シー・ラヴズ・ミー』は1963年にブロードウェイで初演され大絶賛を浴びた名作で、日本では市村正親と涼風真世のコンビで1995年に初演、1997、1998年と続演された人気作品。作曲・作詞は希代の名作ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』のジェリー・ボックとシェルドン・ハーニックのコンビ。クリスマスを舞台に繰り広げられる優しいストーリーと温かな音楽が観る者の心を癒す、キュートでロマンティックなミュージカルだ。
ジョージ役の薮宏太(Hey!Say!JUMP)は2009年公演でも同役を務め、当時の舞台を見た故ジャニー喜多川氏からは、「これを演じられれば、これからどのような役でも演じられる」と背中を押された。薮自らが熱望した約13年ぶりのジョージが2023年にいよいよ実現する。
共演には元宝塚歌劇団星組トップ娘役の綺咲愛里、『レ・ミゼラブル』マリウス役でデビューした若手注目株の竹内將人をはじめ、宮澤佐江、岡田亮輔、岸祐二、坂元健児らが顔をそろえる。
ブダペストのとある香水店。そこで働く青年ジョージ(薮)と新人店員アマリア(綺咲)は顔を合わせれば喧嘩をする犬猿の仲だ。同僚のコダリー(岡田)とイローナ(宮澤)は交際中だが、遊び人のコダリーにイローナは振り回されていた。シーポス(坂元)やアルパッド(竹内將人)ら店の仲間達と賑やかに日々を送っているジョージだったが、社長のマラチェック(岸)は彼に恋人がいないことを心配してあれこれと口うるさく言ってくる。だが実はジョージには最愛の女性がいた。それはなんと文通相手。まだ見ぬ彼女に本気で心を奪われていた。
店はクリスマス準備で大忙しのある日、ジョージは遂に文通相手とデートをすることに。期待と不安で落ち着かないジョージだが、同じ気持ちを抱えている人物がもう一人いた。それはアマリアだ。実は彼女も、最愛のまだ見ぬ文通相手とデートをすることになっているのだった。しかしせっかくの夜にジョージは残業を言い付けられた。彼はマラチェックと言い争いになり、勢いで会社を辞めてしまう。憂鬱な気持ちで文通相手との約束の店へ向かうが、そこで待っていた人物は―。
薮は「今回、13年ぶりに“恋するジョージ”を演じます。僕が初めて『She Loves Me』に出演させていただいた時は19歳―まだ10代でした。すごく覚えているのが千穐楽の日に20歳の誕生日を迎えたことで、僕の32年間の人生の中でも一番思い出に残っている作品です」と回顧。そして、「13年越しにまたジョージを演じさせていただける事はすごく光栄ですし、初日を迎える時には33歳になっています。33歳の薮宏太だからこその、少し大人になったジョージをお届け出来るかなと思っているので、また変わった姿を見ていただきたいです。劇場で必ずお会いしましょう。お待ちしています。約束です!」とコメントしている。
東京公演は、3月4日より一般前売開始。
ミュージカル『She Loves Me』は、東京・シアタークリエにて5月2~30日、大阪・東大阪市文化創造館にて6月3・4日、愛知・御園座にて6月8~10日上演。