伊野尾慧、35歳で“まさかの”大学生役「見た目はどうにかなっても中身がついてこない可能性が(笑)」
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Hey! Say! JUMPとしての音楽活動はもちろん、ドラマや舞台、バラエティー番組で唯一無二の存在感を放つ伊野尾慧。まもなく幕を開ける主演舞台『四畳半神話大系』では、ヨーロッパ企画の上田誠とタッグを組み、アニメ化もされた人気小説の世界観を舞台上に築き上げる。「まさか35歳で大学生を演じるとは」と笑う伊野尾に、本作への意気込みや自身の大学生活を語ってもらった。
【写真】伊野尾慧、35歳とは思えない完璧なビジュ!
◆稽古を通してヨーロッパ企画・上田誠の頭の中を知りたい
京都を舞台としたさまざまな作品で多数の文学賞を受賞し、独自の語り口で日本の新しいファンタジーを切り拓く森見登美彦の人気小説を初舞台化する本作。アニメ版でも脚本を担当し、同じ森見の『夜は短し歩けよ乙女』のアニメ映画の脚本、舞台版の脚本・演出も手掛けた上田誠が脚本と演出を務めることも話題だ。
伊野尾は主人公の冴えない大学生「私」を演じ、加藤史帆、剛力彩芽、大窪人衛、池田一真&純(しずる)ら個性派キャストと共に複数の並行世界を行き来する、おかしくもほろ苦い青春ストーリーに体当たりする。
――大人気小説を舞台化する本作。出演のお話を聞かれた時のお気持ちはいかがでしたか?
伊野尾:すごく楽しそうだなと思いました。元々小説だったものが、アニメになって、今度は舞台へと形を変えていくのが面白いなと思いましたし、小説やアニメの良さも引き継ぎつつ、新しさも表現できたらいいなという気持ちでいます。
メンバーの有岡(大貴)がアニメ版やヨーロッパ企画のファンなので、「すごく似合いそうだね」と珍しく言ってくれました(笑)。
――台本を読まれてみての印象はいかがでしたか?
伊野尾:ヨーロッパ企画さんの作品を拝見すると、舞台が構造的に面白く表現されていることが多いと感じていましたが、台本を読むと言葉のやり取りが面白くて。構造的なギミックの理系的面白さだけじゃなくて文系的な言葉の面白さもあるんだという印象を持ちました。そういう作品に挑戦するというのはプレッシャーもあります。
タイムリープを繰り返していく感じが台本で読んでいても面白くて、これをどう舞台で表現するんだろうと。きっと新しいエッセンスを入れていくと思うので、すごく楽しみになりましたね。
あと、小説もアニメもすごいスピード感で進んでいくじゃないですか。舞台も1人でいっぱいセリフをしゃべり続けなきゃいけないのかなと思っていたんですけど、そんなでもなかったです(笑)。
――ヨーロッパ企画の作品をご覧になられての感想は?
伊野尾:客席に男性が多いのが新鮮でした。会場が一体となって右肩上がりに盛り上がっていく空気感も初めてだったので、すごくいいなと思いました。
――上田さんとはお食事に行かれたとか。
伊野尾:舞台を拝見した時にご一緒しました。その時ちょうど『家政夫のミタゾノ』でご一緒した平田敦子さんもいらっしゃっていて。上田さんと作品のことをいろいろ話したかったんですけど、平田さんがずっと「舞台に出させろ」と言っていてあまりちゃんとお話できなかったです(笑)。
上田さんはいろんなアイデアや考え方をお持ちで、クリエイターとしてどんな脳みそをしているのかすごく気になります。だって、本を書く力があって、かつ演出する力もある、それって真逆の方向性だと思うんです。本を書くというのは文系的な考え方で、演出的なところではギミックで本の世界を表現したりと理系っぽさもある。その両軸が頭の中にあるのがすごく面白いですよね。稽古を通して身近で接する中で、こういう表現方法するんだ!というのをいろいろ知れたらいいなと思います。

