住居侵入で起訴のエズラ・ミラー、答弁取引で有罪を認める見込み
隣人宅に盗みに入り、起訴されていたエズラ・ミラー。最高で26年の服役刑が課される可能性があるとみられていたが、これを避けるために答弁取引を行ったことがわかった。
【写真】手の平に死の呪文がビッシリ! 『ファンタビ』プレミアに登場したエズラ・ミラー
隣人宅に盗みに入り、起訴されていたエズラ・ミラー。最高で26年の服役刑が課される可能性があるとみられていたが、これを避けるために答弁取引を行ったことがわかった。
これまでの報道によると、エズラは、昨年5月にバーモント州の留守宅に侵入し酒瓶を盗んだとして、同年8月に重罪住居侵入と軽窃盗罪で起訴されていた。重罪住居侵入は最大で25年の懲役と1000ドル(約13万円)の罰金、軽窃盗罪では最大1年の懲役と1000ドル(約16万円)の罰金が課されるため、最大で26年の実刑が課される可能性があるとされていた。
裁判が始まった昨年10月には無罪を主張していたエズラだが、NBC Newsによると、軽窃盗罪と重罪住居侵入を取り下げることを条件に、より軽い罪の不法侵入罪を認めることで同意したと、バーモント州最高裁判所が認めたという。エズラはこの後現地時間1月13日に、ベニントン郡最高刑事裁判所にて有罪を認める見込みだ。
裁判所に提出された文書によると、エズラは執行猶予付きで89日~90日の懲役刑が言い渡され、ほかに500ドル(約6万5000円)の罰金と1年の保護観察が課されることになりそうだ。
映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズなどに出演し、主演のDC映画『ザ・フラッシュ』の公開を控えているエズラだが、ここ数年は問題行動が相次いでいた。2020年にはアイルランドの路上で女性の首を締める様子を撮影された動画が流出。昨年3月にハワイのカラオケバーにて逮捕されたのを皮切りに、女性にけがをさせて再び逮捕されたほか、6月には18歳の娘を洗脳したと両親から接近禁止命令を申請されたことが発覚している。
これを受け、昨年8月には『ザ・フラシュ』で彼を起用したワーナー・ブラザース・ディスカバリーのサポートで、メンタルヘルスの治療を受けることを発表していた。