『星降る夜に』第2話 “一星”北村匠海、“鈴”吉高由里子へある“想い”を伝える
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吉高由里子が主演を務め、北村匠海が共演するドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系/毎週火曜21時)の第2話が24日の今夜放送される。
【写真】産婦人科医の鈴(吉高由里子)と新人産婦人科医の深夜(ディーン・フジオカ) 『星降る夜に』第2話場面カット
脚本家・大石静の完全オリジナル作品となる本作は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村)という、命の《はじまり》と《終わり》をつかさどる対照的な2人が、星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな固定概念を鮮やかに飛び越えながら運命の恋を育んでいくヒューマン・ラブストーリー。
■第2話あらすじ
ちょっと図々しいけれど、慈しむような優しさにあふれる一星と“運命の再会”を果たした鈴。亡き母の遺品整理を通し、まっすぐで温かい一星に心を救われた鈴は、あの日返し忘れていたマフラーを手に、海で写真を撮る彼に会いにゆく。覚えたての手話で感謝を伝える鈴、すると一星はきらめくような笑顔を見せ、そのまま突然「ありがとうって言うなら、お礼して」と切り出し、強引に鈴を映画館へ引っ張っていく。
流されるままに、一星と共に映画を楽しみ、ハンバーガーを食べる鈴。2人の年齢が“10歳差”だと知っても、「たった10コだろ」と気にも留めないわりに、ソースを口元にくっつけたり、むくれたり、何かと子どもっぽくて無邪気な一星。かと思えば、仕事終わりの鈴をグイグイと居酒屋に誘い、親友の佐藤春(千葉雄大)を巻き込んで話に花を咲かせるなど、鈴を非日常へと引き込んでゆく。そんな、うらやましいほど自由な彼と接するうちに窮屈に生きがちだった鈴の心は徐々にほぐれていく。
一方、鈴の勤務先である「マロニエ産婦人科医院」では、出産を終えた妊婦(清水くるみ)が「子どもなんていらない」と言い放ち、その場は騒然。中でも45歳の新人産婦人科医・佐々木深夜(ディーン・フジオカ)はひときわ沈みこんでしまう。無事この世に生を受けたのに、祝福されない命があることに納得いかない深夜。そんな彼に、自らが抱える医療裁判について鈴は打ち明けようとする。
そんな中、匿名妊婦が我が子を置き去りにして、病院から逃亡。鈴からその話を聞き、いてもたってもいられず、逃げた母親を探そうと立ち上がる一星。だが、鈴はそんな一星を引き留めようとする。
そしてある日。雪が舞い散る踏切で、一星は鈴にある“想い”を伝えようとする。
ドラマ『星降る夜に』はテレビ朝日系にて毎週火曜21時放送。