英チャールズ国王の戴冠式、3日間に渡って開催 豪華ゲストによるコンサートも
今年5月に執り行われる英チャールズ国王の戴冠式の詳細が、バッキンガム宮殿より発表された。3日間に渡って祝賀イベントが開催され、世界的なアーティストによるコンサートも開かれるそうだ。
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Peopleによると、現地時間1月21日、バッキンガム宮殿が、チャールズ国王の戴冠式について詳しいスケジュールを発表。「国王と王妃は、戴冠式の週末を、イギリス国内と英連邦の国々の人々、友人や家族、コミュニティが一緒に過ごし、共に祝うイベントにしたいと望んでいます」とし、コンサートや数々のイベントを開催することを明らかにしたそうだ。
王室によると戴冠式は5月6日(現地時間)に、ウェストミンスター寺院で行われる。国王夫妻はバッキンガム宮殿から寺院まで行進を行ったのち、カンタベリー大主教により、戴冠の儀式が執り行われる。その後国王はウィリアム皇太子一家らロイヤルファミリーと共にバッキンガム宮殿まで行進し、宮殿のバルコニーにて一堂に会する。
翌7日には、ウィンザー城の東側にあるイーストローンで大規模なコンサートを開催。BBCとBBCスタジオが手掛け、世界的な音楽アイコンやスターが登場するという。出演者は明らかになっていないものの、世界クラスのオーケストラやダンサーたちがパフォーマンスするものとみられる。
その後はビッグランチと題し、国中でイベントが開催される。王室は、「ストリートパーティーでご近所の人とお茶会を行うなど、ビッグランチでは近隣でお祝いし、コミュニティについてより詳しく知る素晴らしいチャンスだ」としている。昨年6月に行われたエリザベス女王の即位70周年を祝うプラチナジュビリーでも、同じようなストリートパーティが全土で開催されており、ウィリアム皇太子一家がパーティーに参加する様子もキャッチされていた。
最終日の8日は、国王のこれまでの献身を称える1日とし、奉仕活動がコミュニティに与えるポジティブな影響に焦点を当てるそうだ。Together Coalitionの指揮のもと、英国中のボランティア団体が参加しコミュニティが一丸となり、地元地域をサポートするよう奨励するという。