男女逆転『大奥』堀田真由、家光役の号泣演技をネット称賛「神がかってる」
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よしながふみの同名コミックを実写化したドラマ10『大奥』(NHK総合/毎週火曜22時)の「三代将軍家光・万里小路有功編」(第3回)が24日に放送され、3代将軍・家光に扮した堀田真由が涙の熱演を見せると、ネット上には「マジで演技神がかってる」「号泣なのだが」などの反響が巻き起こった。
【写真】女性の扮装で家光(堀田真由)の前に現れた有功(福士蒼汰) 『大奥』「三代将軍家光・万里小路有功編」(第3回)場面カット
本作は、3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを舞台にした時代劇。ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描いたよしながふみの同名マンガを、壮大な映像世界で実写化する。
有功(福士蒼汰)は、家光(堀田)から贈られた猫を“若紫”と名付ける。若紫の存在も手伝って家光と有功は互いに距離を縮めていく。
しかし若紫の急死をめぐって家光と有功の間に亀裂が生じる。「心晴れぬのはそなたのせいじゃ!」とやり場のない怒りをぶつける家光。さらに感情的になり、望まないまま将軍を続ける苦悩を口にすると、有功も強い口調で「甘えてるんやない!」と一喝。人はそれぞれどうにもならない運命を受け入れて生きていると諭す。
有功から説教された家光は、その怒りを晴らすために家来の男たちを女装させ辱める。一方で有功は、家光の過去に秘められた壮絶な事件の数々を知る。家光が抱える大きな悲しみに有功は思わず涙を流す。
男たちをからかい大笑いする家光。その脳裏に有功の姿がよぎる。爆笑していた家光だったが、その目には徐々に涙がたまり今にも泣き出しそうな表情に。そんな家光の目の前に女装した有功が姿を見せる。有功は、家光に自分が身に付けていた着物を羽織らせると、慈しむような表情で彼女を見つめ「千恵さま」と本当の名前で呼びかける。すると家光は嗚咽をもらしつつ両目からポロポロと涙を流し、有功を抱きしめるのだった。
壮絶な過去を背負った家光の苦悩をエモーショナルに体現した堀田の熱演に、ネット上には「マジで演技神がかってる」「完全に心持ってかれた」といった称賛が続出。さらに涙を流す家光役の堀田の姿にも「演技がすさまじくてもらい泣き」「号泣なのだが」などの声が相次いでいた。