巨匠チャン・イーモウ監督『崖上のスパイ』、久米宏、コシノジュンコらより絶賛コメント到着&本編映像解禁
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映画『崖上(がいじょう)のスパイ』より、本作を鑑賞したフリーアナウンサーの久米宏、デザイナーのコシノジュンコ、小説家の柳広司、フリーアナウンサーの宇垣美里、俳優の稲葉友、映画評論家の森直人からのコメントが到着。併せて、スパイ・チームの任務の目的が明らかになる本編映像<暗号編>が解禁された。
【動画】『崖上のスパイ』本編映像が公開
本作は、巨匠チャン・イーモウ監督が挑む“予測不能”なスパイ・サスペンス。
1934年・冬の満州国ハルビンを舞台に、ソ連で特殊訓練を受けた男女4人のスパイチームが極秘作戦に命懸けで潜入するが、そのミッションは天敵である特務警察に察知されていた…。ヒッチコックの名作をほうふつとさせる列車内の攻防、ハルビン市街地や迷路のような路地での激烈なチェイス、銃撃戦といった息づまる見せ場が満載。スパイの信念と特務警察の威信をかけただまし合いは、観客をも欺いてほんろうする。
映画化もされたスパイアクション『ジョーカー・ゲーム』著者の柳広司は、「潜入、暗号、毒薬、手近な品を使った格闘、二重スパイ、罠、裏切り、拷問、銃撃戦にカーチェイスまで、スパイ映画の要素がこれでもかと詰め込まれている」とスパイ・サスペンスとしての面白さを絶賛。コシノジュンコは「チャン・イーモウ監督の新世界」、森直人は「巨匠チャン・イーモウが結実させた至高の映画術」と、巨匠の美学と技巧が宿った映像世界についてそれぞれコメントした。
また、宇垣美里は「命懸けの使命を前に、ふと見せる大切な人を思う横顔が、忘れられない」、稲葉友は「壮大でハードな物語の中に切実な人間の想い」とスリリングな展開の背景に描かれる人間ドラマに共感。久米宏は「今ウクライナとロシアの地で無数の工作員が命を懸けている事実を思わずにいられない」とメッセージを寄せた。
解禁された本編映像は、元新聞記者のチームリーダー張憲臣(チャン・シエンチェン)と、暗記が得意なために今回の極秘任務を命じられたチーム最年少スパイ小蘭(シャオラン)が、特務警察の追手を撒き、闇に紛れてハルビンの街で秘かに落ち合うシーンから始まる。
少女のようなあどけなさで「ウートラ作戦って何?」と問う小蘭(シャオラン)に、リーダーの張(チャン)は「生きては出られないという背陰河(はいいんが)にある日本軍の秘密の刑場で脱獄事件が発生し、1か月後に何かを隠すため日本人により爆破された。脱獄に成功したのは、王子陽(ワン・ズーヤン)のみ」と語る。さらに、ソ連で特殊訓練を受けた男女4人のスパイ・チームが命懸けで潜入する極秘作戦「ウートラ計画」とは、「彼を出国させて日本軍の罪を世界に知らせることだ」と任務の目的を明らかにする。
しかし、その任務は、仲間の裏切りにより特務警察に察知されているため、小蘭(シャオラン)は緊急連絡用の暗号の数字を紙に書き出す。そして張(チャン)が、雪が降りしきる夜の街に灯る街燈にその暗号を貼り、別行動中の仲間である王郁(ワン・ユー)と楚良(チュー・リャン)に危険を知らせようとするシーンで終わる。王子陽(ワン・ズーヤン)は実在する人物であり、史実とフィクションを融合させたストーリーに期待が高まる映像となっている。
映画『崖上のスパイ』は、2月10日より全国公開。
※各著名人コメント全文は以下の通り。