チェ・ミンシクが脱北した天才数学者に! 映画『不思議の国の数学者』、4.28日本公開&特報解禁
俳優チェ・ミンシクの3年ぶりの復帰作となる韓国映画『IN OUR PRIME』(英題)が、邦題を『不思議の国の数学者』として、4月28日より全国公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルと特報映像が解禁された。
【動画】脱北した天才数学者と挫折寸前の劣等生の出会いがもたらす感動作 映画『不思議の国の数学者』特報
本作は、脱北した天才数学者と挫折寸前の劣等生という現実に失望しかけた2人が出会い、数学を通して人生を見つめ直していく物語。単なる数式上の正解だけが全てではなく、正解を見つけるための過程が大切であることが描かれ、今を生きる私たちへの共感と希望、励ましのメッセージが込められている。さらには数学の美しさを証明するために円周率から作られた「π(パイ)ソング」のピアノ演奏など、数学を音楽で表現した圧巻のシーンも見どころ。
主演のチェ・ミンシクは、難しい公式もすらすら暗唱する天才数学者の顔から悩める若者の背中を押す大人の姿まで、貫禄の演技を披露。『シュリ』以来、22年ぶりに北朝鮮の方言まで完璧に使いこなしたことでも話題を呼んだ。そして250倍の競争率を勝ち抜いて抜てきされたキム・ドンフィ、ベテラン俳優パク・ビョンウンとパク・ヘジュン、新進気鋭のチョ・ユンソと実力派俳優が集結した。
学問と思想の自由を求めて脱北した天才数学者ハクソン。彼は自分の正体を隠したまま、上位1%の英才が集まる名門私立高校の夜間警備員として生きている。冷たく不愛想なため学生たちから避けられているハクソンはある日、数学が苦手なジウに数学を教えてほしいとせがまれる。正解だけをよしとする世の中でさまよっていたジウに、問題を解く「過程」の大切さを教える中で、ハクソンは予期せぬ人生の転換点を迎えることとなる―。
ポスターには、数学を諦めかけた高校生ジウが真剣に数式に取り組む姿と、それを厳しくも温かい表情で見つめる、身分を隠しながら高校の夜間警備員として働く天才数学者ハクソンの姿が切り取られている。“正解よりも大切なことがある。”というキャッチコピーとともに、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』をほうふつさせるポスタービジュアルが完成した。
特報映像は、正解だけを探す世界をさまよう挫折寸前の劣等生に、正しい解き方の方法を教えるとともに、数学を通してつながった縁を通して、お互いに人生の正解を探していくという内容となっている。
映画『不思議の国の数学者』は、4月28日より全国公開。