TAAF2023「アニメ オブ ザ イヤー部門」発表 作品賞に『ONE PIECE FILM RED』&『SPY×FAMILY』
2023年3月10日~13日まで池袋にて開催される「東京アニメアワードフェスティバル2023」(TAAF2023)の、「アニメ オブ ザ イヤー部門」各賞が決定。作品賞・劇場映画部門は『ONE PIECE FILM RED』、TVシリーズ部門は『SPY×FAMILY』に贈られた。
【写真】ボンドを抱きしめるアーニャが可愛すぎる! 『SPY×FAMILY』場面カット
2023年で10回目の開催となるTAAFは、2002年より「東京国際アニメフェア」の一環として行われていた「東京アニメアワード」を独立・発展させた、国際アニメーション映画祭。新たな人材の発掘・育成、アニメーション文化と産業の振興に寄与すること、及び東京の魅力を発信し、東京の観光振興に資することを目的としている。
日本国内で未興行の世界のアニメーション作品を対象にした「コンペティション部門」、日本国内で上映・放送されたアニメーション作品を対象とした「アニメ オブ ザ イヤー部門」、アニメーション業界に貢献した人々を顕彰する「アニメ功労部門」を中心に、その他招待作品の上映やシンポジウム、子ども向けのワークショップなどを実施する。
「アニメ オブ ザ イヤー部門」では、2022年度(2021年10月1日〜2022年9月30日)に上映・放送されたアニメ全412作品より、ファンの投票で「みんなが選ぶベスト100」を決定。その100作品の中より、アニメ業界の第一線で活躍しているプロデューサー、クリエイター、その他メディアやアニメグッズを扱う店舗など、幅広いアニメ業界のプロフェッショナルの投票で「作品賞」「個人賞」を選出。また、一般ユーザーによるツイッターからのファン投票で「アニメファン賞」が選出された。
「個人賞」原作・脚本部門は、『夜明け告げるルーのうた』や『リズと青い鳥』の吉田玲子、監督・演出部門は『ONE PIECE FILM RED』で24年ぶりに『ONE PIECE』に復帰した谷口悟朗に決定。アニメーター部門は『犬王』の総作画監督や『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のメカ作画監督補佐を務めた亀田祥倫、美術・色彩・映像部門は『鬼滅の刃』などで美術監督を務める衛藤功二。そして、音響・パフォーマンス部門はAdoに贈られた。
「アニメファン賞」は、マレーシア発のヒーローアニメ『メカアマト』に決定。ファンによる投票総数18万3364票の中から選ばれた本作は、日本国内外から多くの投票があった。
「東京アニメアワードフェスティバル2023」(TAAF2023)は、池袋にて2023年3月10日~13日開催。