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小池修一郎×ドーヴ・アチアによる新作ミュージカル『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』上演決定 主演は古川雄大

エンタメ

 演出家・小池修一郎が脚本・歌詞・演出を手掛け、フランスの人気作曲家ドーヴ・アチアが音楽を担当する新作ミュージカル『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』が、11月より東京・帝国劇場ほかにて上演されることが決まった。主人公アルセーヌ・ルパン役を古川雄大が務める。

【写真】『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』速報ビジュアル

 本作は、フランスの小説家モーリス・ルブランによる「アルセーヌ・ルパン」シリーズをベースに書き下ろし、アルセーヌ・ルパンと令嬢クラリス、魅惑的な美女カリオストロ伯爵夫人、シャーロック・ホームズをはじめとした著名なキャラクターたちが登場し、さまざまな駆け引きを繰り広げる、エンターテインメント性の高い作品となる予定だ。

 アルセーヌ・ルパン役を務める古川雄大は、帝国劇場単独初主演。「僕自身、単独で帝国劇場の主演をさせていただくことを目標にしていました。そして小池先生とタッグを組んで、大ヒット作品の第一歩となる新作を演じることも、もう一つの目標でした。この願いが叶ってとても嬉しいです」と話す。

 役どころについては「アルセーヌ・ルパンは、紳士であり変装の名人でありながら、いろいろな顔を持っていて様々なお宝を狙う大泥棒ですが、心優しい一面をもち、周りからは支持されるような人物です。そして恋多き人生で多くの女性を虜にし、誰もが魅了されてしまう。モノだけではなく、人のハートまで盗む魅力的な人物です。原作に忠実に、いろいろな方の力を借りながら僕にしかできないアルセーヌ・ルパンを目指して、役作りに取り組んでいきたいと思います」としている。

 小池は「アルセーヌ・ルパン」を題材に選んだ理由を「『1789』のドーヴ・アチアに音楽を書いて貰うなら、フランス人にもイメージしやすい、共有が可能なテーマが良いと思ったこと。ミステリアスな冒険譚をミュージカル作品にして見たかったことです」、古川を主演に選んだ理由を「ミステリアスだがエレガント、暴力的だが官能的でもある。二律背反の十字架を背負っているところが彼の魅力ですから」と説明する。

 ミュージカル・ピカレスク『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』は、東京・帝国劇場にて11月、名古屋にて12月、大阪にて12月~2024年1月、福岡にて同年1月、長野にて同年2月上演予定。

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