サニーデイ・サービス初のドキュメンタリー映画、7.7公開 ナレーションは小泉今日子
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ロックバンド「サニーデイ・サービス」のキャリア初となるドキュメンタリー映画『ドキュメント サニーデイ・サービス』が、7月7日より劇場公開されることが決定した。
【写真】曽我部恵一と田中貴らのバントヒストリーをたどる ドキュメンタリー映画『ドキュメント サニーデイ・サービス』場面写真
CDデビューから30年。フォーク、ロック、ギターポップ、ヒップホップ…ありとあらゆる音楽を飲み込み吐き出し続ける変幻自在のロックバンド“サニーデイ・サービス”。本作は、彼らの初となるドキュメンタリー映画である。
サニーデイ・サービスは、1992年に曽我部恵一と田中貴らを中心に結成された。メンバーチェンジを経て、1994年にメジャーデビュー。翌1995年に1stアルバムにして日本語ロックの金字塔『若者たち』を発表。以降、怒とうの楽曲制作、突然の解散、ソロ活動、インディレーベルの設立、再結成。そして、メンバーとの死別、新メンバー加入…。
バンドとして苦難の道を歩みながら、これまでに14枚のアルバムを発表し、今も活動を続ける彼らを、2020年春からカメラが追った。メンバーと関係者による証言から、刹那を生きる不屈のロックバンドの90年代から現在までをたどり、初公開含む新旧の貴重なライブシーンを織り交ぜた2時間25分におよぶ壮大なドキュメントロードムービーの誕生だ。
監督を手掛けるのは『劇場版 BiS誕生の詩』『Tribe Called Discord:Documentary of GEZAN』のカンパニー松尾。ナレーションを小泉今日子が務める。
監督のカンパニー松尾は「活動30年の歴史と重みを踏まえつつ、新旧の貴重なライブシーンで綴る最新最高のサニーデイ・サービスです。もし、よかったらサニーデイとのちょっと長いドライブにお付き合いください」とコメント。
曽我部は「松尾監督の映像は素直で、そして可愛くて、色っぽい。ともすれば川面の油の反射のようにギラつくばかりのぼくらの日々に、こんなにポップな色をつけてくれたことを感謝している」と言葉を寄せた。
映画『ドキュメント サニーデイ・サービス』は、7月7日より劇場公開。
曽我部恵一、カンパニー松尾のコメント全文は以下の通り。