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今夜放送『プリティ・ウーマン』、こがけんが語る王道ラブストーリーに詰め込まれたさまざまな魅力

映画

映画『プリティ・ウーマン』ビジュアル
映画『プリティ・ウーマン』ビジュアル(C)1990 Touchstone Pictures. All rights reserved.

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おいでやすこが

 『金曜ロードショー』(日本テレビ系/毎週金曜21時)の恒例企画「金曜リクエストロードショー」の第6弾として、リチャード・ギアとジュリア・ロバーツがダブル主演する映画『プリティ・ウーマン』(1990年)が、本日3月3日21時より日本テレビ系にて放送される。映画大好き芸人こがけんが、作品の魅力を語ってくれた。

【写真】リチャード・ギア&ジュリア・ロバーツW主演 映画『プリティ・ウーマン』場面写真

 本作は、シンデレラ・ストーリーの王道『マイ・フェア・レディ』の現代版として女性たちに絶大な人気を誇り、世界中で大ヒットした作品。

 主演は『アメリカン・ジゴロ』(1980年)や『愛と青春の旅だち』(1982年)、『コットンクラブ』(1984年)などで当時ハリウッドのトップに君臨していたリチャード・ギア。そして、この作品でゴールデン・グローブ賞最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)を獲得、一躍人気女優として大ブレークしたジュリア・ロバーツ。彼女にとってもこの作品が、まさに“シンデレラ・ストーリー”となった。主題歌は米歌手ロイ・オービソンが1964年にリリース、全米、全英で1位を獲得した「オー・プリティ・ウーマン」。本作の影響で1990年にもリバイバル・ヒットした。

 こがけんは、本作について「舞台はアメリカ/ロサンゼルス。リチャード・ギア演じる実業家のエドワードがビバリーヒルズで偶然にジュリア・ロバーツ演じるヴィヴィアンという娼婦と出会い、二人は一週間だけのパートナーとして契約を結び高級ホテルのスイートルームで暮らし始めるというお話」と説明。

 作品の魅力については「何と言っても“住む世界が違う二人のやりとりの面白さ”ですね! 序盤の出会いから、二人のやりとりに引き込まれるんです。少し謎めいたエドワードと、高級ホテルで一人浮いた存在のヴィヴィアンの間に、何とも言えない緊張感が漂っていて目が離せないんですね。実は水面下で主導権を取り合っているとも取れる二人の会話劇は見ものです。この後、二人は一週間だけのパートナーとしての契約を結び一緒に暮らし始めますが、その事がお互いに変化をもたらしていきます。一体どういう変化なのか注目してみてください」と語る。

 注目シーンに「ヴィヴィアンとホテルの支配人トンプソンとのシーン」を挙げ、「この作品は、劇中の会話でも触れられるのですが、偶然の出会いが人生を変える“シンデレラ・ストーリー”です。そう考えると、このホテルの支配人は、まさに“シンデレラ”で言うところの“魔法使い”なんですね。パーティーへ行くためのお膳立てをしてくれて、陰ながら力になってくれます。二人の関係性の変化、支配人トンプソンのプロに徹した素晴らしい働きにもぜひ注目してみてくださいね」と話す。

 続けて「この映画の醍醐味は、ビフォーアフター的楽しみ方ができることです。新しい服を買いメイクやヘアセットを変えることで、ヴィヴィアンのイメージが更新されていくんです。どんなファッションも着こなしちゃうので、見ているだけでワクワクします。彼女はビバリーヒルズを歩いているとジロジロ見られるんです。ただ、最初と最後では全く意味合いが違います! 同様にエドワードも変化します。仕事面でもそうですし、それは他のことにも至ります。序盤で、彼は高所恐怖症のためにベランダに出ないんだと話しますが、物語が進むにつれ、彼がベランダの内側から段々外側へと踏み出しているのが分かります」と熱弁。

 そして「お金で割り切る似たもの同士だったはずの2人が、徐々に変化し、それにより周囲にもさまざまな変化や矛盾、衝突が生じる。ロマンティックなラブコメでありながら、その背景についても各々に考えさせられる作品ですよね! 見た目や職業への偏見の愚かさ、内面の美しさや教養の大切さを教えてくれる王道のラブストーリー。今見てもその輝きは薄れません」と、奥深い作品であることを強調している。

 映画『プリティ・ウーマン』は、日本テレビ系『金曜ロードショー』にて3月3日21時放送。

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