木村拓哉『風間公親-教場0-』第1話ゲストに市原隼人、内田理央
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木村拓哉が主演する4月10日スタートのドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系/毎週月曜21時)第1話に、市原隼人、内田理央のゲスト出演が決定した。市原の月9出演は初。
【写真】ドラマ『風間公親-教場0-』第1話にゲスト出演する市原隼人、内田理央
原作は、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の『教場』シリーズ。警察小説の新境地としてシリーズ累計130万部突破のベストセラーとなり、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品だ。
今作は、『教場』(2020年)、『教場II』(2021年)以前、風間が“刑事指導官”として新人刑事の教育に当たっていた時代を描く。風間による新人刑事への教育は「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が刑事指導官・風間公親とバディを組み、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ぶ育成システムとなっていた。
市原が演じるのは、機械部品製造工場の社長・益野紳祐(ますの・しんすけ)。妻を交通事故で亡くした益野は、小学生の娘と2人で暮らしていた。彼の心配事は、娘が言葉を話せなくなり、度々苦しそうにすること。その原因がわからない益野は、母親を亡くした精神的なダメージからくるものだと思い、朝起きるとまずは娘の体調を気にするところから1日が始まる。
益野の妻が亡くなったのは、妻と娘が横断歩道を渡っているところに、一時停止を無視して猛スピードで走ってきた車にひき逃げされたのが原因だった。益野にはひき逃げの犯人に心当たりがあり…。
益野紳祐役の市原は、「今作品の中であふれ出る感情を抑えきれずに涙が止まらなく、NGを出してしまうことがありました。愛してやまない娘がそばにいるのに、孤独を感じてしまう過去を背負った男の拭いきれない悔しさを感じながら現場に立つことは、言葉に表せないほどに苦しかったです」と撮影を振り返る。そして「そんな男が正義への概念を崩された先にたどり着く所は何なのか? そして、秩序と向き合う風間がなぜ教官になったのか? ひもとかれていく展開をお楽しみ下さい」と言葉を寄せている。
内田が演じるのは、謎の女性・日中弓。弓はある夜、ホストクラブのオーナーの芦沢健太郎(久保田悠来)とタクシーに乗り込む。酒で酔っている芦沢の指示のもと、タクシーは目的地へと向かうが、移動中に芦沢は弓に「俺の旅の記録だ」とタブレットの画面を見せる。その画面をみた弓は血相を変える。
そんな中、タクシーが急停止。「猫をひいてしまったかもしれない」とタクシー運転手が慌てて車から降りて出ていく。タクシー運転手が車内に戻ってくると、弓は寝ている芹沢を指定した場所まで送り届けるよう指示して、車から降りていく。だが、指示された場所で芦沢を下ろそうとしたとき、タクシー運転手は芦沢の胸にナイフが刺さっていることに気付く。
日中弓を演じた内田は「『教場』シリーズを見ていたので、どんなストーリーなのか、一視聴者としてとても楽しみでしたし、そこに携われることをとても光栄に思います。生徒としてではなく、事件に関わる者として風間さんにお会いできるのを本当に楽しみにしていました」と出演の喜びを口に。主演の木村とは今作が初共演で、「撮影現場は、やはり張り詰めるような緊張感がありましたが、木村さんを筆頭に携わっている全ての方がひとつひとつのせりふやシーンを大切に、魂を込めている『教場』の現場を感じることができて、俳優として素晴らしい経験をさせて頂きました」と現場の様子を振り返った。
フジテレビ開局65周年特別企画『風間公親-教場0-』は、フジテレビ系にて4月10日より毎週月曜21時放送(初回30分拡大)。