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宮沢氷魚×小西桜子、発達障害の特性を持つ画家と編集者の純愛 『はざまに生きる、春』恋のもどかしさを映した場面写真

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映画『はざまに生きる、春』場面写真
映画『はざまに生きる、春』場面写真(C)2022「はざまに生きる、春」製作委員会

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 宮沢氷魚が主演し、小西桜子がヒロインを務める映画『はざまに生きる、春』(5月26日公開)より、恋の始まりやもどかしさなどを感じさせる場面写真が一挙解禁された。

【写真】恋のもどかしさが伝わる『はざまに生きる、春』場面写真

 本作は、現在出版社で漫画編集者として働く葛里華(かつ・りか)監督による初のオリジナル長編作品。発達障害を持つ画家・透と、出版社に勤務する女性・春の恋模様を描く。恋のすれ違いの切なさやもどかしさ、好きな人と分かり合いたいとただ願う気持ち。誰もが経験する登場人物の感情に心を動かされ、“人を好きになる”ことへの希望があふれる作品となっている。

 出版社で雑誌編集者として働く小向春は、仕事も恋もうまくいかない日々を送っていた。ある日、春は取材で「青い絵しか描かない」ことで有名な画家・屋内透と出会う。思ったことをストレートに口にし、感情を隠すことなく嘘がつけない屋内に、戸惑いながらも惹かれていく春。

 屋内が持つその純粋さは、「発達障害」の特性でもあった。人の顔色をみて、ずっと空気ばかり読んできた春にとって、そんな屋内の姿はとても新鮮で魅力的に映る。周囲が心配する中、恋人に怪しまれながらも、屋内にどんどん気持ちが傾いていく春だったが、「誰かの気持ちを汲み取る」ということができない屋内にふりまわされ、思い悩む。さまざまな“はざま”で揺れる春は、初めて自分の心に正直に決断する―。

 主人公の屋内透(おくない・とおる)を演じたのは、これまで第12回TAMA映画賞最優秀新進男優賞や第45回報知映画賞新人賞などを受賞し、2023年も映画『THE LEGEND&BUTTERFLY』や『エゴイスト』など話題作への出演が続く宮沢氷魚。

 屋内に恋する小向春(こむかい・はる)を演じたのは、カンヌ映画祭に選出された映画『初恋』でオーディションの末ヒロイン役を射止め、現在も数々のドラマ・映画で活躍する小西桜子。

 葛監督はこれまでに自主映画を制作し、2016年に公開された短編映画『テラリウムロッカー』(脚本・監督・編集)が「カナザワ映画祭2019」にて新人監督部門に入選したほか、「TAMA NEW WAVE ある視点」、「知多半島映画祭」でも入選を果たすなど、その才能に注目が集まっている若手監督だ。

 今回、場面写真8点が一挙解禁。春の横顔を優しく見つめる屋内のカットをはじめ、月を見る約束をした2人が望遠鏡を前に語らう様子、ガラスの花瓶を持って見つめ合うカットなど、恋の始まりを感じさせる柔らかく瑞々しい様子が切り取られている。

 そのほか、屋内が木の下で樹皮を手に取り夢中で見つめる姿や、雑誌編集部で働く春が真剣な面持ちで編集長と会話する姿など2人のキャラクターがうかがえる場面に加え、目に涙を浮かべる春や、真剣な面持ちで向き合う2人のカットも。雑誌編集者と取材を受ける画家として出会った2人が、時間を共有していく中、どんな葛藤が生まれ、どう分かり合っていくのか。これからの展開に期待が膨らむ写真となっている。

 映画『はざまに生きる、春』は5月26日より全国公開。

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