GWの金ローは2週連続“ルパン三世” 『ルパンVS複製人間』『カリオストロの城』放送
日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜21時)では「2週連続!ルパン三世」として、4月28日に『ルパンVS複製人間(クローン)』、5月5日に『ルパン三世 カリオストロの城』を放送する。
【写真】自らを「神」と呼ぶマモーが登場! 映画『ルパン三世 ルパンVS複製人間』場面写真
ゴールデンウイーク直前の4月28日には、劇場版1作目となる『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』(1978)を放送。ルパンの盗み出した「賢者の石」を求めて、立ちはだかったのは、自らを「神」と呼ぶマモー。1万年もの間、クローン技術を駆使して自分自身のクローンを作り続けてきたという…。そんな最恐の敵VSルパン三世。壮大なスケールでバトルが繰り広げられる。
公開当時、最先端のクローン技術や宇宙SFの要素を盛り込み、映画ならではのダイナミックな表現で、ルパンの世界観を描いた。原作に近いハードボイルドなルパンの活躍も見どころだ。
こどもの日の5月5日は、『ルパン三世 カリオストロの城』(1979)をノーカット放送。本作は7月にスタジオジブリから『君たちはどう生きるか』を公開する宮崎駿監督の長編映画初監督作品でもある。
ルパンと次元は、カジノから大金を盗み出すものの、全て偽札だったことに気づき、その出どころをたどるため、カリオストロ公国へと向かう。その道すがら、謎の男たちに追われていた少女クラリスを救い出すが、わずかな隙に奪われてしまう。クラリスの残したヤギの指輪を手に、要塞のようなカリオストロの城へ潜入していく…。
疾走感あふれるカーチェイス、お宝をめぐるサスペンス、ヒロイン・クラリスとのほのかなロマンス、ルパンと仲間たちのアクションシーン…ルパン三世の魅力が全て詰まった名作だ。
この2作品の音楽を手掛けたのは、テレビシリーズ2作目から40年以上もの間、ルパン三世の音楽を作曲し続ける大野雄二。
『ルパンVS複製人間』のオープニングテーマは「ルパン三世’79」。当時最も新しい楽器だったアナログシンセサイザーを主旋律に使い、今では、ルパンと言えばコレ!というくらいおなじみのバージョンに仕上がっている。
『カリオストロの城』のテーマ曲はどこか牧歌的な雰囲気の「炎のたからもの」。宮崎駿監督から「のどかに、のどかに」と言われてできた曲だそうで、古城を舞台に戦うという、作品のテイストとマッチしている。また、大野いわく「炎のたからもの」を歌うボビーはロック・シンガーだそうで、ソプラノ歌手を選ばなかったため、聴く人には、良い意味で不思議な感じに聴こえるという。
アニメ映画『ルパン三世 ルパンVS複製人間』は4月28日21時、『ルパン三世 カリオストロの城』は5月5日21時、日本テレビ系『金曜ロードショー』にて放送。