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木村拓哉『風間公親ー教場0ー』、宮澤エマがゲスト出演「貢献できるだろうかとプレッシャーを強く感じることも」

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ドラマ『風間公親-教場0-』に出演する宮澤エマ
ドラマ『風間公親-教場0-』に出演する宮澤エマ(C)フジテレビ

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 木村拓哉が主演するドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系/毎週月曜21時)の第2話(4月17日放送)に、宮澤エマがゲスト出演することが決定した。宮澤は初の月9出演で木村との共演も初となる。

【写真】建設会社の作業員として働く母親を演じる宮澤エマ

 原作は、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の『教場』シリーズ。警察小説の新境地としてシリーズ累計130万部突破のベストセラーとなり、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品だ。

 今作は、『教場』(2020年)、『教場II』(2021年)以前、風間が“刑事指導官”として新人刑事の教育に当たっていた時代を描く。風間による新人刑事への教育は「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が刑事指導官・風間公親とバディを組み、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ぶ育成システムとなっていた。

 宮澤が演じるのは、小学生の息子を持つ母親・左柄美幸。美幸は息子の研人(川原瑛都)が不登校になってしまったことに悩み、不登校になった理由を聞くと、研人が学校でいじめにあっていることを知る。建設会社の作業員をしている美幸は、仕事終わりに作業着姿で学校の担任を訪ね、いじめがあったのではないかと担任の先生に問いただす。しかし、担任に「そんな証拠はない」と突き返され、「学校に来るときは身だしなみに注意してくださいね」とまで言われる始末。担任のあまりの対応の悪さに美幸は怒りに震えるのだった。

 宮澤はその高い歌唱力と表現力が宮本亞門の目に留まり『メリリー・ウィー・ロール・アロング ~それでも僕らは前へ進む~』(2013年)で、初舞台を踏んで以降、数々のミュージカル作品で活躍。最近では、今年1月期の月10ドラマ『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)にレギュラー出演し、週刊誌の記者を好演。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年/NHK総合)では、北条義時の妹役を見事に演じ、2020年の連続テレビ小説『おちょやん』、今年4月にスタートした連続テレビ小説『らんまん』(ともにNHK総合)と朝ドラにも立て続けに出演。舞台のみならず、映像作品にも引っ張りだこだが、意外にも月9ドラマへの出演は今作が初。主演の木村とも初共演となる。

 宮澤は、「『教場』という作品の持つスケール感、妥協を許さないこだわりを感じられる現場、その上初めての“月9”、木村拓哉さん、中江監督、という状況は俳優として光栄であり同時に、貢献できるだろうかとプレッシャーを強く感じることもありました」と心境を吐露。「左柄美幸という役は決して分かりやすく共感を生むキャラクターではないと思いますが、曲げられない、負けられない芯の強さがある人だと思います。瓜原、風間と対峙する時に感じたヒリヒリとする熱量が画面越しにも伝われば幸いです」とメッセージを寄せた。

 渡辺恒也プロデューサーは、宮澤の起用について「佐柄美幸は、共感から遠いところにいるようでいて、どこか他人にも理解できてしまうような激しくて強い何かを持っているキャラクターだと思います。怒りや憎しみ、後悔や愛情、時に相反するさまざまな感情が渦巻いている難しい人物を、宮澤エマさんが見事に演じてくれました」とコメント。さらに「物語の中では、新人刑事・瓜原に対して風間とは違った形でプレッシャーを与えてくる存在でもあります。まずは今夜放送の第1話、そして地続きでつながっていく風間公親と新人刑事たちの物語を、心行くまでお楽しみください!」と語っている。

 ドラマ『風間公親ー教場0ー』は、フジテレビ系にて毎週月曜21時放送。

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