緑黄色社会「さもなくば誰がやる」、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』主題歌に決定&新予告解禁
天海祐希が主演する劇場版『緊急取調室 THE FINAL』の主題歌が、緑黄色社会の書き下ろし曲「さもなくば誰がやる」に決定。併せて最新予告、本ポスタービジュアル、場面写真も解禁された。
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本作は、2014年1月より4シーズンにわたりテレビ朝日系で放送され、天海演じるたたき上げの刑事・真壁有希子とクセ者ぞろいのベテラン取調官たちが、取調室を舞台に一筋縄ではいかない犯人との“言葉の銃撃戦”を繰り広げる姿を描いたドラマ『緊急取調室』の完結編となる劇場版。
主人公の取調官・真壁有希子役の天海を筆頭に、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向文世らおなじみのメンバーや、杉咲花をはじめとするドラマレギュラーキャスト陣が続投、さらに劇場版のゲストとして市川猿之助と佐々木蔵之介も参戦する。
本作の主題歌を担当する緑黄色社会は、2021年に放送されたドラマ『緊急取調室』(4th SEASON)の主題歌「LITMUS」も手掛けており、2度目のタッグとなる。「さもなくば誰がやる」は、本作のために書き下ろされた楽曲で、作詞・作曲を長屋晴子(Vo.)が担当。“キントリ”チームがこれまで積み重ねてきた情熱や思いを代弁するかのようなメッセージが込められた歌詞を、緩急が巧みに織り交ぜられたオルタナティブな空気感をまとうサウンドに載せた、緑黄色社会の新たな一面を見ることができる楽曲に仕上がっている。
「さもなくば誰がやる」は5月17日発売のアルバム「pink blue」に収録される。
最新予告は、市川猿之助演じる内閣総理大臣・長内洋次郎に、佐々木蔵之介演じる暴漢・森下道弘が襲い掛かる緊迫のシーンで幕を開ける。超大型台風が連続発生し、国家を揺るがす非常事態の最中、長内総理は災害対策会議に10分遅れて到着。その“空白の10分”を糾弾し、総理大臣襲撃事件を起こした森下は、緊急招集された“キントリ”メンバーの取り調べに対し、犯行動機を語らないどころか、取調室に総理大臣を連れて来いと無謀な要求を繰り返す。
森下の取り調べが行き詰まる中、長内総理に“ある疑惑”が浮かび上がり、真相解明のために“キントリ”メンバーは長内総理を事情聴取すべく動き出すことに。これまでも数々の敵を相手にしてきた“キントリ”だが、国のトップである内閣総理大臣を取り調べるのは前代未聞。映像の最後では、天海演じる真壁と相対する長内総理。不敵な笑みを浮かべながら「私をここに呼んだのは何故ですか?」と尋ねる長内に、「闘うためです、あなたと」と力強い表情で返す真壁。総理との面会を望む森下の動機とはいったい何なのか? そして、“キントリ”メンバーは難攻不落の内閣総理大臣を“マル裸”にすることができるのか? 役者陣の見ごたえのある演技もさることながら、かつてない緊張感の中で繰り広げられる“最後の闘い”から目が離せない展開となっている。
そして、さらなる追加キャストも解禁に。ドラマシリーズではその存在が語られるのみで、どんな人物かは謎に包まれていた警視総監・永松役に平泉成。そのほか、警視庁警備部長・角田役に勝村政信、内閣総理大臣主席秘書官・光圓寺衛役に徳重聡、内閣官房長官・熊井善太郎役に山崎一、副総理兼外務大臣・岩倉伸也役を小野武彦が演じる。
本ポスタービジュアルには、それぞれに思いを秘めた表情を浮かべる主要キャラクターたちと、「国家を揺るがす究極の心理戦。内閣総理大臣、取調開始。」という壮大なスケールを感じさせるキャッチコピー、そして決めぜりふである「面白くなってきたじゃない?」の文字と共にりりしい顔でこちらを見据える真壁の姿が。思わず“マル裸”にされてしまいそうな迫力のビジュアルとなっている。
場面写真には、先日解禁された、真壁が取調室で長内総理と向かい合うシーンや、森下と相対するシーンをはじめ、さまざまなカットが新登場。キントリチームが手を伸ばして気合を入れるおなじみの「うぇ~い」ポーズ、監物大二郎(鈴木浩介)と渡辺鉄次(速水もこみち)の“もつなべコンビ”、真壁と奈央(杉咲花)の母娘の食卓、微妙な関係性にやきもきするファンも多い梶山(田中哲司)と真壁の“相合傘”シーンなども写し出されている。
劇場版『緊急取調室 THE FINAL』は、6月16日より全国公開。