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「精神医療は今、経済におびやかされている」 ベルリン金熊賞受賞『アダマン号に乗って』監督インタビュー

映画

 今年2月、第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門で、俳優クリステン・スチュワートら審査員たちが華々しい作品群のなか最高賞である金熊賞を贈り、「人間的なものを映画的に、深いレベルで表現している」と賞賛された『アダマン号に乗って』。手掛けたのは、世界的大ヒット作『ぼくの好きな先生』(2002)で知られる、現代ドキュメンタリーの名匠ニコラ・フィリベール監督。舞台は、パリ、セーヌ川のきらめく水面に照らされた木造建築のユニークなデイケアセンターの船<アダマン>。精神疾患のある人々を無料で迎え入れ、絵画、音楽、ダンスなど創造的な活動を通じて社会と再びつながりを持てるようサポートしている。「アダマン号は人間らしい精神医療を行う場所。創意に飛んだデイケアセンター。このような場所があることは重要です」と語る監督に、精神疾患の患者を撮影することの難しさや学び、貴重な撮影の裏側について聞いた。

映画『アダマン号に乗って』ニコラ・フィリベール監督

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