ヒュー・グラント、ティモシー・シャラメ主演『チャリチョコ』前日譚でウンパルンパに
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ロアルド・ダールによるイギリスの児童小説『チョコレート工場の秘密』の前日譚を描く映画『Wonka(原題)』。米ラスベガスで開催中のシネマコンにて、ヒュー・グラント演じるウンパルンパがお披露目された。
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本作は、『チョコレート工場の秘密』に登場するキャラクターをべースに、映画「パディントン」シリーズのポール・キングが監督を務め、世界的に有名なチョコレート工場をオープンさせる前の、ウィリー・ウォンカの若き日のアドベンチャーが描かれる。
Varietyによると、現地時間4月25日にシネマコンで映像が初公開され、ヒュー・グラントが演じるウンパルンパの姿がお披露目されたそうだ。ウンパルンパはウィリーの工場の従業員の不思議な生物として知られるが、今回明かされた映像では、小さなガラスの瓶の中に閉じ込められているという。
また、主人公ウィリー・ウォンカ役のティモシーが、マジカルなレシピを求め、「雨に歌えば」に乗せて電灯の周りを歌いながら踊るシーンも公開。ウィリーは魔法のかかったチョコレートで人々を空に舞い上がらせ、ほかにも不思議なお菓子がいくつも登場するそうだ。ウィリーの母役のサリー・ホーキンズや、オリヴィア・コールマン、ウィリーの新しい友人を演じる新人のカラフ・レーンの姿も公開された。
1971年公開の『夢のチョコレート工場』ではジーン・ワイルダーが演じ、2005年公開の『チャーリーとチョコレート工場』ではジョニー・デップが演じたウィリー・ウォンカ。ティモシーは、若きウィリーを演じることは夢だったとコメント。これまで描かれてきたウィリーはシニカルだったが、本作のウィリーは「喜びと希望、そして偉大なショコラティエになりたいという願望に満ちている」と述べたという。
『Wonka(原題)』は、アメリカで12月15日に劇場公開される予定。