『鬼滅の刃』強くてミステリアス! 謎の多い霞柱・時透無一郎のキャラクターに迫る
炭治郎たちの新たな物語を描く『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』(フジテレビ系/毎週日曜23時15分)の放送がが4月より開始。現在は第四話まで放送されており、各話大きな話題と注目を集めている。続く第五話が5月7日に放送を前に、刀鍛冶の里編で甘露寺蜜璃とともに鬼殺隊の柱として活躍する時透無一郎のキャラクターに迫る。
【写真】『鬼滅の刃』ミステリアスな霞柱・時透無一郎
第四話では、突如刀鍛冶の里を襲った上弦の鬼と鬼殺隊の戦いが描かれた。金魚の鬼に襲われていた小鉄を救出した無一郎。危機が迫る里へ急ごうとするが、小鉄から頼まれ鋼鐵塚と鉄穴森の救出へと向かうことに。一方、主人公・竈門炭治郎、禰豆子、不死川玄弥は上弦の肆・半天狗が4体に分裂した鬼たちと対峙していた。戦いのなか1人引き離された炭治郎は、「喜」の文字を持つ鬼・空喜と紙一重の戦いを続けるが…。
第五話では、炭治郎が苦戦する禰豆子の元に駆けつけ一進一退の攻防を展開するが、可楽による団扇の攻撃を受けて2人とも気を失ってしまう。その頃、刀鍛冶たちに襲い掛かる金魚の鬼の群れによって里は危機に瀕していた。その報せを聞いた蜜璃は、里の救出へ向かう――。
戦いが激化する「刀鍛冶の里」のなかでも一際存在感が光る霞柱・時透無一郎。『Dr.STONE』あさぎりゲン役や『ヒプノシスマイク』躑躅森盧笙役など、話題の作品へ出演を続ける河西健吾が声を担当する。
■他人への関心なし! 謎に包まれた性格と過去
無一郎は、鬼殺隊の中でも最高位の強さを誇る柱の中の1人。クールで無表情、他人への関心が薄く、柱合会議前の裁判で炭治郎の妹で鬼である禰豆子をどうするか議論になったときも全く関心を示さなかった。
炎柱の煉杏寿郎や、音柱・宇髄天元、そして今回戦いを共にする恋柱の甘露寺蜜璃と比べると、かなり落ち着いたキャラクターだ。無一郎がどんな性格なのか、どんな過去を持つのか、まだほとんど明かされていない。
■平時とのギャップが魅力! ずば抜けた剣士の才能に注目
刀鍛冶の里編では、たまに見せる冷たい言動のせいで炭治郎から「配慮が足りない」と言われる一幕も。しかし剣士としてずば抜けた才能を持ち、戦いでは静かな雰囲気とは裏腹に磨き上げた技術で活躍するギャップも魅力だ。上弦の鬼による予想外の仕掛けに翻ろうされながらも霞の呼吸を駆使して戦う無一郎が、今後どのような活躍をするのか期待したい。
本作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された吾峠呼世晴による漫画『鬼滅の刃』を原作としたテレビアニメ新シリーズ「刀鍛冶の里編」。2019年に放送され、社会現象を起こした「竈門炭治郎 立志編」、劇場版公開後にテレビシリーズ化された「無限列車編」、2021年に放送された「遊郭編」の、その後を描く。
『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』は、フジテレビ系にて毎週日曜23時15分放送。
※「禰」の正式表記は「ネ+爾」