幾田りら、『1秒先の彼』で初の映画主題歌書き下ろし 新曲「P.S.」を収めた30秒予告解禁
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岡田将生と清原果耶がダブル主演する映画『1秒先の彼』より、シンガーソングライターの幾田りら書き下ろしによる主題歌「P.S.」が流れる30秒予告と、新場面写真が解禁された。YOASOBIのikuraとしても活動する幾田にとって、映画主題歌を書き下ろすのは本作が初となる。
【動画】幾田りら書き下ろし主題歌「P.S.」が流れる映画『1秒先の彼』30秒予告
本作は、監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎の初タッグによる、台湾アカデミー賞最多受賞作『1秒先の彼女』の日本版リメイク。舞台を京都に移し、男女のキャラクター設定を反転させ、何をするにも人よりワンテンポ早い彼と遅い彼女の消えた“1日”を巡るラブストーリーを描く。
郵便局の窓口で働くハジメ(岡田)は、何をするにもとにかくワンテンポ早い。記念写真では必ず目をつむり、漫才を見て笑うタイミングも人より早い。
ある日、ハジメは路上ミュージシャン・桜子の真っすぐな歌声に引かれ、たちまち恋に落ちる。必死のアプローチで花火大会デートの約束を取り付けるも、目覚めるとなぜか翌日に。“花火大会デート”が消えてしまった? 消えた“1日”の手がかりとなるのは、毎日郵便局にやってくる、留年し続けて現在大学7回生のワンテンポ遅いレイカ(清原)のようで…。
脇を固めるのは、荒川良々、羽野晶紀、加藤雅也、福室莉音、片山友希、しみけん、松本妃代、伊勢志摩、柊木陽太、加藤柚凪、朝井大智、山内圭哉ら個性豊かな俳優陣。また、先日惜しくも他界された笑福亭笑瓶さんが、飾らない人柄そのままに本人役で“ハジメが聴いているラジオ番組のDJ”と“写真店店主”の一人二役として出演している。
このたび本作の主題歌が、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIのikuraとしても活動する、シンガーソングライター・幾田りらが書き下ろした新曲「P.S.」に決定。幾田にとって、本作が初の映画主題歌書き下ろしとなる。
併せて、主題歌「P.S.」が流れる30秒予告も解禁。ハジメの身に起きた不可解な出来事の数々と、消えた1日の謎、そしてその秘密を握るレイカとの交流が描かれている。幾田の爽やかでドラマチックな楽曲が、ふたりに起きる奇跡を甘酸っぱく鮮やかに彩っている。
今回の主題歌について、幾田は「麗華の育む思いやりでできた恋心は、まるで初夏の温かな風のようで、そんな優しくも凛とした強さを楽曲に込めたいと思いました」とコメント。
岡田は「ハジメくんとレイカちゃんのふたりを軽やかに包み込んでくれて、とても嬉しくなりました」、清原は「切なくて、むず痒くて、けれどこのまま側に寄り添ってほしいと思わせてくれるような心温まる曲」、山下監督は「主題歌『P.S.』が映画に一つの答えを導き出してくれました。『1秒先の彼』という映画は“相手を想う気持ち”についての映画です」と、それぞれ語っている。
新たに解禁された場面写真は4点。“消えた1日”の鍵を握るもう一人の登場人物であるバス運転手のミクルベ(荒川良々)とレイカが困惑した表情を浮かべる姿、真っ赤に日焼けしたハジメが見覚えのない写真を手にする姿、笑福亭笑瓶さん演じる写真屋の店主、そして幼き日のハジメとレイカが病室にいる姿が切り取られている。
岡田と清原の幼少期を演じるのは、柊木陽太と加藤柚凪。柊木は6月公開の是枝裕和監督最新作『怪物』にメインキャストとして出演、加藤は映画、ドラマ、CMに多数出演しており、どちらも近年目覚ましい活躍を見せている。
映画『1秒先の彼』は、7月7日より全国公開。
幾田りら、岡田将生、清原果耶、山下敦弘監督コメント全文は以下の通り。