来年大河『光る君へ』がクランクイン 平安衣装に身を包んだ吉高由里子&柄本佑お披露目
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来年放送の大河ドラマ『光る君へ』で主人公・紫式部/まひろを演じる吉高由里子と、紫式部の生涯のソウルメイト・藤原道長を演じる柄本佑が、きょう5月28日に平安神宮(京都市)でクランクインを迎えた。
【写真】豪華衣装に身を包んだ吉高由里子&柄本佑(全9枚)
大河ドラマ第63作となる本作は、平安中期に『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く。脚本は大石静。
クランクイン初日は、まひろ(吉高)ほか姫たちが内裏で舞う神事の直前のシーン(第4話放送予定)、藤原道長(柄本)が弓などを持ち大内裏を見回るシーン(柄本佑・初登場シーン、第2話放送予定)を撮影。さらに藤原道隆(井浦新)が部下を従えて大内裏を歩くシーンも撮影された(第2話放送予定)。
到着した写真には、華やかな平安衣装に身を包んだ吉高と柄本の姿がお披露目されている。
クランクインを迎えた吉高は、「これからの1年半という長い期間の初日を、ドラマにゆかりのある京都で迎えられたこと、大変嬉しく思っています。この平安神宮での撮影は、令和から平安時代にタイムリープをしたような気持ちになりました。いよいよ撮影が始まりますが、戦のない鮮やかな時代なので、ふだん見られない光景や衣装、四季を楽しめるのかなと思ってます」とコメント。
演じる紫式部については、「紫式部のキャラクターについて、それほど明るいキャラクターというイメージを持っていませんでしたが、今作は好奇心旺盛で多感な女の子になっています。まひろの成長とともに、源氏物語がどう描かれていくのか、紫式部の興味に気づいていけたらなと思っています」と話し、「大石さんの情熱的な脚本を照れずに頑張って演じていきたいと思います」と意気込みを述べた。
一方、藤原道長を演じる柄本は、「準備段階で京都に何度も赴いて、紫式部のお墓や道長ゆかりの場所を巡ってきました。いよいよ撮影開始となり、京都が舞台の物語をまずこの京都からはじめられること、しかも今日は道長にとってもちょうどドラマ初登場のシーンの撮影で、これから一年半撮影が続く初日に、その大元となるエネルギーを頂けた感じがしていて大変光栄です」と感慨深くコメント。
続けて「吉高さんとの2度目の共演、またはじめて共演する方も多く非常に楽しみにしています。いまのところ大石さんが書かれる脚本が、『まあ面白い』。今日は歩いているシーンの撮影でしたが、早く大石先生のセリフをしゃべってみて、自分の中にどんなことが起こるのかというのも楽しみです」とやる気十分に述べた。
大河ドラマ『光る君へ』は、NHK総合ほかにて2024年放送。