『あっぱれさんま大先生』、27年ぶりに“同窓会スペシャル”として1日限りの復活 7.1放送
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■山崎裕太、内山信二
――収録を終えての感想を教えてください。
山崎「さんまさんとの絡みは別番組でもやっていますけど、今日はそれを『あっぱれ』の雰囲気に戻す作業をしていました。なので僕は、当時の気持ちと特に変わりなく挑めました」
内山「僕は最初、ちょっと違和感を感じたんです。もっとお互いに探り合うことになるかと思っていたんですけど、みんな教室に入るときにスッとあの頃に戻っていて、そこからは全部が懐かしく感じました」
山崎「僕が中学3年生の頃の気持ちに戻ってその場をまわそうとしたように、それぞれの子供の頃の役割が、大人になってからもうまくはまったんだと思います。まぁ、『あっぱれ』の9.5割はさんまさんの力ですけどね」
――今回、山崎さんが旗振り役となり1年で実現となった同窓会ですが、今のお気持ちを教えてください。
山崎「やり切りました! 終わりました! もともとYouTubeで始めた企画からちゃんとテレビに還元して、最終的には今までお世話になった分の恩返しみたいなことができたんじゃないかなと思っているんです」
内山「うんうん。実現まで、本当に大変でしたね」
山崎「お前はほとんど何もしてないからな。でも、卒業後一番『あっぱれ』に執着のなかった僕ですが、さっき過去のVTRを見て、“『あっぱれ』をもう一度やってください!”って言われていた理由がよくわかりました。内山信二の面白さはすごいなと思いましたし、子供の頃の他のみんなもそれぞれ個性があふれていて、びっくりしました。今回これだけの卒業生が集まれたということだけでも、とてもよかったなと思っています。さんまさんが80歳になる頃に、またこういうことができたら面白いなと思います」
内山「いやぁ、80歳になったさんまさんなんて大変だって!(笑)」
山崎「もしまたやるときには、内山信二も巻き込んでいきたいなと思っています」
内山「またそうやって責任なすりつけるの、やめようよ~」
――27年ぶりの大集結でしたが、どうでしたか?
内山「今回は途中でいなくなってしまった市役所(上野秀樹)、ブランド(増川浩行)、未央ちゃんもいましたよね。ほとんどの子とはさんまさんと同じように卒業以降会っていなかったので、27年ぶりの再会は不思議な感覚でした」
山崎「僕の企画なので一応全員とコンタクトはとっていましたけど、半数とはまだ会っていなかったんです。今日ちゃんと全員と対面して、変わらないなって強く思いました。『あっぱれ』のみんなって、キャラクターを作ろうとはせず素のままなので。みんな、幸せそうでよかったです」
■三宅恵介(企画・演出)
――収録を終えての感想を教えてください。
「いやぁ、面白かったなぁ~。今の時代にこの様な番組を作るのは難しいかもしれないけど、子供の発想力・行動力の豊かさ、素晴らしさを改めて感じました。収録中、生徒たちが昔と変わらず、“自分のキャラクターやポジション”を理解して発言しているのを見て、“大人になったなぁ”と感慨深いものがありました」
――生徒たちと27年ぶりの再会でしたがいかがでしたか?
「裕太君、内山君以外の生徒たちとは久しぶりの再会だったので、“あんた誰?”という感じでした。特にむし君(鳴海晃司)、絵梨ちゃん、未央ちゃんは、外で声をかけられてもきっと、“うそだろ!?”と言ってしまいますね(笑)。でも収録を終えて、“見た目は変わっても、中身は同じ”という感じで、みんな“一生懸命生きているな!”と、ホッとしました」
――放送を楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。
「『あっぱれ』を見たことある方も、ない方も、“子供たちの純粋さ”を感じていただければありがたいです。子供は、大人たち・世の中をよ~く見ていますから…」