“女性版ジョーカー”と評されたミア・ゴスの怪演がさく裂! 『Pearl パール』ショート予告2種解禁
A24製作、ミア・ゴスが主演する映画『Pearl パール』より、悲哀に満ちたダークヒーロー誕生の瞬間をとらえたショート予告が解禁。また、本作を一足早く鑑賞した声優・ファイルーズあい、ゲームクリエイター・小島秀夫らのコメントが到着した。
【動画】ミア・ゴスの怪演がさく裂! 『Pearl パール』ショート予告2種
本作は、第95回アカデミー賞で7部門を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を手掛けた気鋭の映画スタジオA24製作の最新作。ホラー映画『X エックス』(2022)の前日譚を描いたもので、現在製作中の完結編『MaXXXine(原題)』とあわせA24初の3部作としても注目されている。
スクリーンの中で踊るスターの華やかな世界に憧れるパール。人里離れた農場で、厳格な母と体が不自由な父に育てられた彼女の愛への渇望が、夢を育み、両親からの異常な愛が、その夢を腐らせていく。籠の中の無垢なる少女が抑圧から解き放たれたとき、比類なき無邪気さと残酷さをあわせもつシリアルキラーが誕生する…。
この度、本作のショート予告が解禁された。全米公開時に「女性版ジョーカー」(Texas Monthly)と評された“パール”が、ダークヒーローに覚醒する瞬間をとらえた「共感編」、映画史上もっとも無垢でキュートなシリアルキラー“パール”の魅力が満載の「POP編」の2本となる。
また、本作を一足早く鑑賞した著名人からコメントが到着。アニメ『チェンソーマン』のパワー役などの声優で、趣味がホラー映画鑑賞というファイルーズあいは、「少女の純粋さと、家庭の薄暗さをグロテスクなほどに浮き彫りにした、まさに退廃的アートホラー!! 終始殺人犯であるパールの視点で描かれているのがとても斬新で、だからこそ彼女の気持ちが理解でき、不道徳な行為すらも応援したくなるような心地よい嫌悪感がありました。『エンドロール』まで全てが作品です!!」と絶賛。
ホラー作品の映画評で注目を集めるホラー映画取役は、「ポップでバイオレンスなスター誕生! 真紅のドレスに身を包み、鮮烈なデビューを飾るパールにスタンディングオベーションが止まらない!! パールはきっと、あなたの推しになる。あの笑顔は一生ものです」と新たなダークヒーローの誕生を断言する。
ゲームクリエイター・小島秀夫は、「パールが“X”へと堕ちる。哀しくも恐ろしいプリクエル。アナキンが“ダースベイダー”に変貌するのとは異なる、瞠目すべき新作。これは、“ホラー”というゴシックな殻(ジャンル)をX状に粉砕して産まれた新次元のニューウェーブ・ホラーだ! そして、ミア・ゴスにはオスカーを渡すべきだ」とパールを演じたミアの賛辞を惜しまない。
YouTubeチャンネルの総再生回数が1億4千万回を超えるシンガーソングライターのコレサワは、「楽しいミュージカル映画が始まるかのようなメルヘンさに油断していたら心臓を殴られました。あんな鳥肌が立つエンドロールを観たのは初めて。唯一無二のゾワゾワ、、最高です!」と力強くコメントした。
映画『Pearl パール』は、7月7日より全国公開。
※ファイルーズあい、小島秀夫らのコメント全文は以下の通り。