『狼と香辛料』完全新作アニメ2024年放送 福山潤&小清水亜美、続投に喜び「続編だと思っていた」
2021年にシリーズ15周年を迎えた小説『狼と香辛料』の完全新作アニメプロジェクト『狼と香辛料 merchant meets the wise wolf』が発表され、前回のアニメシリーズでも声優を務めた福山潤と小清水亜美の出演で2024年に放送されることが明らかになった。併せて、キャラクターボイスを使用した第1弾PVとコンセプトビジュアルが公開された。
【動画】ロレンスとホロの出会いを新たに紡ぐ 新作『狼と香辛料』第1弾PV
原作は、第12回電撃小説大賞〈銀賞〉を受賞し、2021年にシリーズ15周年を迎えた支倉凍砂による小説『狼と香辛料』。シリーズ累計発行部数500万部を突破しており、続編となる『狼と香辛料Spring Log』やスピンオフシリーズ『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙』などが刊行されている。
シリーズ15周年フィナーレ企画として発表された完全新作アニメプロジェクト『狼と香辛料 merchant meets the wise wolf』では総監督を高橋丈夫、監督をさんぺい聖、アニメーション制作をパッショーネが担当し、前回のテレビアニメで描かれた行商人と狼の旅路を新たに紡ぐ。メインキャストとして、行商人のクラフト・ロレンス役を福山潤、狼のホロ役を小清水亜美が続投することが発表された。
福山は「まさかまたアニメシリーズでロレンスを自分が演じる事になるだろうとは思っていませんでした。しかも、台本をもらうまでは、続編だと思っていたので読んで正直驚きました。そういうプロジェクトなのにもかかわらず再び機会をいただいた以上、当時を踏まえつつやれるだけやる所存です」とコメント。
小清水は、「またホロ役を演じる機会があってとても嬉しいです。当時やりたくても実力不足で出来なかった表現へのチャレンジと当時だからこそ出来た事との塩梅を模索しながら新たなホロを生み出せたらと思います」と喜びを語る。
解禁されたPVは、2人の象徴的な出会いのシーンや表情豊かなホロのカットをふんだんに使用。コンセプトビジュアルでは、好物のリンゴを前に上機嫌のホロと、優しい眼差しでホロを見守るロレンスの、旅路の途中を描いたビジュアルとなっている。
テレビアニメ『狼と香辛料 merchant meets the wise wolf』は2024年放送。