ステージに物を投げ込む悪質行為多発 アデルが警告
このところ、コンサート中にファンがステージに物を投げ入れる悪質行為が多発していることを受け、アデルがコンサート中にファンに警告した。
【写真】ダイヤのリングがまぶしい! ブリット・アワードに登場したアデル
Varityによると、アデルは、現地時間7月1日に行われたラスベガスの定期公演で、会場に詰めかけたファンに向けて「最近、コンサートのエチケットを忘れて、ステージに物を投げ入れるバカがいるのはいるのは知ってる? 見たことある?」とこの問題に言及。「やってみな。私に何か投げたら、殺すからね」と警告した。
そして、「アーティストに物を投げるのは止めて」と、手にしたグッズの入ったTシャツキャノン砲を客席めがけて放ち、「観客に物を撃つことはできるけどね」とユーモアたっぷりに告げたそうだ。
ファンがステージに物を投げ込む事案は、このところ頻繁に起きている。先週は、ニューヨークで行われたビービー・レクサのコンサート中にスマートフォンが投げ込まれ、彼女の顔に直撃する事件が起きたばかり。ビービー・レクサは3針縫う大けがを負い、スマートフォンを投げた27歳の男性は、後に暴行容疑でニューヨーク市警に逮捕され、刑事訴追されている。警察によると、この男性は「面白い」と思って投げ込んだそうだ。
またその数日後には、エイバ・マックスのロサンゼルスのコンサートで、ファンがステージに乱入し、腕がエイバの目に当たる事態も発生している。このほかにも、ピンクのコンサートでは、巨大なブリーチーズの塊や、自分の母親の遺灰をステージに投げ込んだ人もいたという。