アデルが同性愛差別発言のファンを咎める「馬鹿げた真似しないでよ」
ラスベガスのシーザーズ・パレスのコロシアムで定期公演を行っている英人気歌手アデル。コンサート中、同性愛差別発言をしたファンを、アデルが舞台から咎めたそうだ。
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6月は、LGBTQ+コミュニティを祝福し、差別をなくすための啓もう活動が数多く行われるプライド月間として知られる。PageSixによると、この初日だった現地時間6月1日に行われた公演で、「プライドなんて最悪だ」と叫んだファンがいたそうだ。
すると、伴奏者が奏でるピアノの椅子に腰を掛けて歌っていたアデルは、「わざわざ私のコンサートに来て、『プライドなんて最悪だ』と言った? バカなの? 馬鹿げた真似しないでよ」とこのファンに向かってコメント。「良いことが言えないなら、黙ってて」と続けたという。
アデルは以前よりLGBTQ +コミュニティを支持している。2016年に、米フロリダ州のゲイ・ナイトクラブでヘイトクライムによる銃乱射事件が発生し、50人もの死者が出た際には、ベルギーの公演で犠牲者を追悼。観客に対し、「LGBTQコミュニティは、ずっと私のソウルメイトのような存在でした。心を揺さぶられています」と語りかけていたそうだ。