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トム・クルーズ、NYで『ミッション:インポッシブル』最新作アクション振り返る “絶体絶命”列車シーン本編映像も公開

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映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』USプレミアにて
映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』USプレミアにて(C)2023 PARAMOUNT PICTURES.

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トム・クルーズ

クリストファー・マッカリー

ヘイリー・アトウェル

サイモン・ペッグ

レベッカ・ファーガソン

ヴァネッサ・カービー

イーサイ・モラレス

ポム・クレメンティエフ

ヘンリー・ツェーニー

 トム・クルーズが主演する映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のUSプレミアが、現地時間10日にニューヨークにて開催され、トムはじめキャストたちが登場した。合わせて、絶体絶命の列車シーンをとらえた本編映像も解禁となった。

【動画】頭上にはグランドピアノが! 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』“絶体絶命”列車シーン

 本作は、トム・クルーズが満を持して全世界に贈る『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作。欧州市街地での激しいカーチェイスや、断崖絶壁からの大ジャンプ、そして激走する列車上での格闘など、トム史上最も危険なアクションのみならず、シリーズの随所に張り巡らされた伏線が交差する“集大成”となる。

 先日ローマで行われたワールドプレミアは、スペイン広場を封鎖した大規模なレッドカーペットに世界中からメディアが殺到し3000人を超えるファンが駆け付けるなど、世界中にシリーズの人気を轟かせ、盛大な幕開けからスタートした本作のワールドプロモーションツアー。その後、ロンドン、アブダビ、ソウル、シドニーと全世界を周り、遂に公開を週末に控えたニューヨークに上陸。

 イベントには、主演のトム・クルーズをはじめ、常連のサイモン・ペッグやヴィング・レイムス、レベッカ・ファーガソン、さらに前作から参加したヴァネッサ・カービー、新たに加わり、すでにその演技に絶賛の声が集まっているヘイリー・アトウェル、ポム・クレメンティエフといった超豪華キャストに加え、5作目から本シリーズのメガホンをとるクリストファー・マッカリー監督ら総勢19名が集結。

 イベントには公開を待ちわびる多くのファンが集結し、ニューヨークでもこれまで同様、ファンへ神対応を見せたトム。サウンドバイツでは「大スクリーンと素晴らしい音響で観ると、とてもリアルなんだ。ファンのみんなに本作を観てもらえるこの瞬間をずっと心待ちにしていた。映画公開を世界に伝えられるのを製作者みんなで夢見てきたんだ」と、世界的な新型コロナウィルスのパンデミックの影響で撮影が中断に追い込まれるなど、様々な困難な撮影を乗り越えて、やっと作品をファンに届けることができる喜びを語り、「この瞬間は僕にとって色あせることのない瞬間だ。感謝しているし、感謝の気持ちは高まるばかりだ。とても特別な瞬間だよ」と、公開できる喜びは何度経験しても変わらない、毎回特別な瞬間であることを明かした。

 また、本作で話題のシーンの1つである崖からのバイクジャンプシーンについて聞かれると、「初めて落ちていくバイクジャンプをした時によく覚えているのは、真下を見てしまうと身体が震えてしまうかもしれないと思ったことだ。一度身体が震え始めると、気持ちを落ち着けようとしても、震えを止めるのは難しい」と、やはりトムでさえ、あのシリーズ最大のアクションシーンには恐怖心があったようで、「だから、バイクジャンプの時に覚えているのは、タイヤの感触と、身体に空気があたる感触だけだ。ただ、バイクが身体に当たらないことを祈った」と自身の感覚にたより、撮影に臨んでいたことを明かした。

 実際の撮影について振り返ると、「いつ自分がバイクを手放したのかも分からなかった。実際に何が起こったのか自分でもよく分からないんだ」と、記憶が曖昧だったようで、まさに極限状態の撮影だった様子。ただ、飛んだ後は、「撮影のために十分に深く落ちることを考えた。落ちていく映像を撮りたいのだから、深く落ちれば落ちるほどいい映像になることは分かっていた」と、落下しているときでさえ、作品のことを気にかけているという超人ぶり。また、「パラシュートを開いたあとは、山に引っかからないように気を付けた」とあのシーンには注意するべきポイントがあったようで、「なぜなら、その日の朝に練習で飛んだんだけど…。EPK映像(メイキング映像)で見てもらえばわかるんだけど、パラシュートが真上に開かなくて、山の方に流されたんだ。だから、パラシュートを開いたあとは、そうならないように祈ったよ」と、まさかの本番前の練習でトラブルがあったことを明かした。

 あわせて到着したのは切断された橋から落下寸前の列車の中で、狭い足場になんとかしがみつくも、超重量のグランドピアノがいまにも直撃しそうになる絶体絶命な本編映像。垂直にぶらさがった車両の中で必死に手に力を込めるイーサンとグレース(ヘイリー・アトウェル)。一歩でも足を滑らせれば、そしてこの車両そのものが落ちてしまえば即一巻の終わりという大ピンチの中、2人の頭上には固定ベルトが重さに耐えきれず今にも落ちそうに揺れるグランドピアノが…! パニックになるグレースに対し、「絶対に落とさない。飛ぶんだ、僕を信用しろ!」と必死の形相で叫ぶイーサン。

 いち早く本作を見た多くの批評家から絶賛の声が相次いでいる。アメリカ最大の映画レビューサイト“Rotten Tomatoes”で批評家スコアが脅威の98%を記録(7/11現在)。これは、昨年大ヒットを記録した『トップガン マーヴェリック』や歴代最高の前作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』も超え、トム映画史上No.1になり、早くもその完成度に称賛の声が集まっている。そんな本作のワールドプロモーションツアーも残すところあと1ヵ所。最終目的地である日本へは、来週17日に来日する。

 映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、7月21日より全国公開。

映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』本編映像“絶体絶命の列車”編

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