ウェストミンスター寺院がジョージ王子の誕生日をレアな戴冠式ショットでお祝い
先日10歳の誕生日を迎えた英王室の未来の国王、ジョージ王子。今年5月に祖父チャールズ国王の戴冠式を行ったウェストミンスター寺院が公式インスタグラムを更新し、王子が写るレアショットを公開して誕生日を祝った。
【写真】チャールズ国王のペイジ・オブ・オナーを務めたジョージ王子、戴冠式後に退出する姿を真上から捉えたレアショット
ウィリアム皇太子とキャサリン妃の長男ジョージ王子が7月22日に10歳の誕生日を迎えたことを受け、ウェストミンスター寺院がインスタグラムにて5月6日に執り行われたチャールズ国王の戴冠式で撮影された写真を公開した。
写真は、戴冠式後に国王が寺院を退出する際に、頭上から撮られたもので、大英帝国王冠「インペリアル・ステート・クラウン」を纏い、オーブ(宝珠)と王笏を手にした国王のローブを、ジョージ王子ら4人のペイジ・オブ・オナーが運ぶ姿を真上から捉えている珍しい一枚だ。
「ジョージ王子、10歳の誕生日おめでとうございます」と祝し、「頭上から撮影されたこのドラマティックな写真は、王子らペイジ・オブ・オナーたちが、5月に行われた戴冠式の後、国王陛下とともに寺院を退出する姿を写しています」と写真の紹介文を添えている。
ジョージ王子は父ウィリアム皇太子に次ぐ王位継承順位2位にあり、将来は国王となる予定。チャールズ国王の戴冠式では、初の王位継承権第2位の出席者であるとともに、歴代最年少で役割を果たした王位継承者となった。
またPeopleによると、ウェストミンスター寺院では、2020年までは王室の主要メンバー、エリザベス女王とフィリップ殿下、チャールズ国王(当時皇太子)とカミラ王妃(当時妃)、アン王女、アンドルー王子、エドワード王子とウィリアム皇太子一家5人の12人の誕生日に鐘を鳴らしており、以前はジョージ王子の誕生日にも金が響き渡った。
しかしコロナ禍で経費の問題が浮上したことからこの伝統を変更し、2022年以降はエリザベス女王とチャールズ国王の誕生日のみとされた。その後、女王の逝去を受けて、現在では国王夫妻と皇太子夫妻の4人の誕生日に鐘を鳴らされることになっている。なお寺院では、この他にもチャールズ国王が即位した9月8日にも鐘を鳴らすそうだ。
引用:「ウェストミンスター寺院」インスタグラム(@westminsterabbeylondon)