「あまりにも怖すぎて正視できない」口コミで震撼させたホラー漫画『女囚霊』9.22全国公開決定
漫画家の加藤山羊によるホラー漫画を、夏子を主演に迎えて実写映画化した鳴瀬聖人監督作『女囚霊』が、9月22日より公開されることが決定。ティザー映像、キービジュアル、主演・監督・原作者・漫画家コメントが解禁された。
【動画】追われ走る女囚たちの恐怖が――『女囚霊』ティザー映像
原作は、女子刑務所という閉ざされた密室を舞台に、人間の「罪の意識」を弄ぶ<洗脳>の恐怖を描き、2010年の連載時に「あまりにも怖すぎて正視できない」と口コミで注目を集めた伝説的ホラー漫画『女囚霊 ~塀の中の殺戮ゲーム~』(漫画:加藤山羊、原作:矢樹純/小学館ビッグスピリッツコミックス刊)。
主演は、舞台・ドラマ・映画で活躍し、本作が長編映画初主演となる夏子。劇中で夏子と対峙(たいじ)する女優陣には、和田光沙、円井わん、松永有紗、円城寺あやほか実力派が集結した。監督は、独特の世界観が国内外のファンタスティック映画界で話題を呼んだ鬼才・鳴瀬聖人。人間本来が持つ怖さ・弱さ・脆さに迫り、観る側の善悪の価値観を揺さぶると同時に、第六感を刺激する恐怖が襲う新感覚サイコホラー映画に仕上げた。音楽は、全世界興収ナンバーワンを記録した世界的人気ゲーム『サイレントヒル』シリーズの音楽作家・山岡晃。
元議員秘書の美山(夏子)は、信頼していた議員の殺人罪を被り、刑務所に入れられている。いつかその議員が、自分の無罪を主張し刑務所から出してくれる日を待ち焦がれていた。そんな中、4人部屋の雑居房で共に過ごす町田(和田光沙)が、金子(円井わん)の挑発により癇癪(かんしゃく)を起し、懲罰として独房に入れられてしまう。
金子は「もう町田は帰ってこない」と言い、「懲罰を受けた女囚が独房に入れられると、そこに入った者の多くが『謎の急死』を遂げる」という噂を口にする。しかし、町田は帰ってきた。そしてその噂には、続きがあった。問題は、「生き残ってしまった」場合なのだ…。
ティザー映像は、張り詰めた音楽が流れる中、不気味な笑みや、包丁を持つ血だらけの手、鏡に流れる血、首の傷からのぞく目、追われ走る女囚たちの恐怖の様子が、主人公・美山(夏子)を中心に矢継ぎ早に映し出されていくもの。
キービジュアルは、不気味な目の中に女囚姿の美山(夏子)が写し出されているデザインとなっている。
本作について、主演の夏子は「監督にお会いして、私が演じる美山の孤独、ホラー映画の魅力を教えてもらい『女囚霊』にどんどんと魅了されていきました。『人間が一番恐ろしい』そんな原作漫画のテーマを大切に、ホラー映画として進化した作品になりました」とコメント。
鳴瀬監督は「映像化にあたり、僕の体験談も織り交ぜ、ホラーの枠を超越する“人間社会で生きる辛さ”を描いた映画版『女囚霊』として完成しました。この作品を見て、1人でも苦しんでる方が救われたら幸いです」と語っている。
映画『女囚霊』は、9月22日より全国公開。
主演・監督・原作者・漫画家コメントは以下の通り。