「あまりにも怖すぎて正視できない」口コミで震撼させたホラー漫画『女囚霊』9.22全国公開決定
■夏子(美山役)
お話をいただいた時、“長編映画初主演”という責任と、苦手意識のあった“ホラー映画”というハードルが、嬉しさと同時に襲ってきたのを覚えています。ホラーは必ず夢に反映される質なので…加藤山羊さんの原作漫画『女囚霊』を読ませて頂き、不安は募るばかり。その夜もしっかり夢に女囚たちが登場しました。
監督にお会いして、私が演じる美山の孤独、ホラー映画の魅力を教えてもらい『女囚霊』にどんどんと魅了されていきました。「人間が一番恐ろしい」そんな原作漫画のテーマを大切に、ホラー映画として進化した作品になりました。沢山の方に楽しんでいただけますように。
■鳴瀬聖人(監督)
数年前、仕事上で大変な出来事があり大きな決断を下した直後に、原作漫画の『女囚霊』を初めて読ませて頂きました。絵柄の不気味さのインパクトもさることながら[刑務所]という限られた空間で、神でも何でもないモノに善悪を決められる理不尽さに戦慄しました。物語自体にもその“大変な出来事”と共通点が多く、もしこの作品を映像化するなら監督は僕しかいないと思いました。
映像化にあたり、僕の体験談も織り交ぜ、ホラーの枠を超越する“人間社会で生きる辛さ”を描いた映画版『女囚霊』として完成しました。この作品を見て、1人でも苦しんでる方が救われたら幸いです。
■矢樹純(原作)
原作を書くにあたり、サスペンスホラーの勉強のために読んだのがヒッチコック/トリュフォーの『映画術』でした。そうして完成した漫画『女囚霊』が映画になるなんて感無量です。
■加藤山羊(漫画)
『女囚霊』は初めてのホラー連載で、毎話「前話を超える恐怖を!」という思いを込めて描いていました。映画化していただけて、作者としてもホラー映画ファンとしても万感の思いです!