ヴィーガンの人気インフルエンサーが餓死 6年間水飲まず
Zhanna D’Artの名前で親しまれたヴィーガンの人気インフルエンサー、ジャンナ・サムソノヴァさんが、7月21日にマレーシアの病院で飢餓のため亡くなった。39歳だった。
【写真】ヴィーガンの人気インフルエンサー、ジャンナ・サムソノヴァさん
DailyMailによると、ジャンナさんはロシアの出身のヴィーガンインフルエンサーで、インスタグラムのフォロワーは現在3万人ほどいる。17年にわたりアジアを旅しており、このたび滞在中のマレーシアで亡くなった。
彼女は、加熱処理がされていない完全ヴィーガン食を実践しており、少なくとも4年間「フルーツとひまわりの芽、フルーツスムージー、ジュース」のみを口にし、この6年は水も口にしていなかったという。また、「ドライ・ファスティング」と称して、頻繁に水分も摂取しない断食を行っていたそうだ。ある友人によると彼女は約7年間、ドリアンとジャックフルーツしか食べない生活を送っていたそう。
彼女の母親ザラは、こうした食生活がコレラに似た感染症を引き起こし、死につながったとロシアのサイト116RU.comに語った。なお、生前ザラや友人たちは、瘦せこけたジャンナさんの健康を心配し、食生活を変えることや、医師の助けを借りるよう進言していたが、彼女が聞き入れることは最後までなかったという。
引用:「ジャンナ・サムソノヴァ」インスタグラム(@rawveganfoodchef)