向井理“諸葛孔明”、神々しいオーラでクラブに降臨! 『パリピ孔明』撮影潜入レポ
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アニメ化もされた大人気コミックを実写ドラマ化する『パリピ孔明』(フジテレビ系/9月27日より毎週水曜22時)で、現代の渋谷に転生した天才軍師・諸葛孔明役に向井理、彼と一緒に夢を叶えていく歌姫の英子役に上白石萌歌が抜擢された。インパクトあふれるタイトル通り、にぎやかなクラブシーン×孔明という、ギャップが生み出す面白さが大きな魅力となる本作。クランクイン当日の撮影現場に潜入し、“向井=孔明”が降臨する瞬間を目撃した。
【写真】サイリウムを振る孔明 向井「戦場で銅鑼をたたくイメージ」
◆クラブに降り立った“向井=孔明”に心が踊る!
原作は、累計発行部数160万部を突破する『ヤングマガジン』(講談社)にて現在も連載中の大人気コミック。西暦234年、病に倒れて息を引き取った孔明が、なぜか現代の渋谷へと転生。そこで英子の歌声に惚れ込んだ孔明が、彼女の軍師(マネジャー)となって全力でサポートすることを決意し、最高の頭脳をもって成功に導いていく姿を描く。
新宿・歌舞伎町にある「WARP SHINJUKU」という本物のクラブで、クランクインを迎えた本作。「諸葛孔明役、向井理さんです!」とスタッフに紹介された向井は、「綸巾(かんきん)」と呼ばれる独特な帽子をかぶり、手には羽毛扇子、袖や裾がボリューミーで、透け感も美麗な着物を身にまとい、クラブに降臨。“向井=孔明”が放つオーラは、なんともたおやかで、帽子からのぞくキリリとした眉、凛とした眼差し、穏やかに微笑む姿や落ち着いたトーンの声色も「まさに孔明!」といった雰囲気たっぷりで、そのハマり具合に思わず心が躍った。
高い帽子をかぶっているため、天井や照明にぶつからないよう腰を屈めて歩く場面もあったが、基本的に向井はピンと背筋を伸ばし、その美しい姿勢がまた孔明の知的さやスマートさを際立たせているよう。向井は「日本舞踊を学んだ時の所作や体幹を生かして、かがむときも姿勢を斜めにするのではなくて、スクワットするときのイメージで、腰から落としてやれば大丈夫だなと思っていました。体幹をぶらさない、衣装を着崩さない歩き方をする、など気を付けています」と“孔明スタイル”での所作についてコメント。
現代のクラブに孔明が佇む様子は、スタッフからも笑いがもれるほど異色かつ、コミカルではあるが、向井は「孔明本人は、いたって真面目なんですよね。見た目から他の登場人物とは違うので、そこからさらに盛って何かをしてしまうと破綻する気がしたので、狙いすぎないよう気を付けました」と演じる上で大事にしていることを明かし、「とはいえ違和感は作らなければいけないので、そこは日々考えながら撮影しています。現代劇の中に一人だけ時代劇が紛れているイメージなのかな、と思っています」と話すように、見事にクラブに中国三国時代の風を吹かせていた。