向井理“諸葛孔明”、神々しいオーラでクラブに降臨! 『パリピ孔明』撮影潜入レポ
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ドラマ『パリピ孔明』場面写真 (C)フジテレビ
この日撮影されていたのは、タッグを組むことになった孔明と英子が、人気シンガーのミア西表(菅原小春)に挨拶をするシーン。英子役の上白石は、人生で初めてのブリーチをして金髪姿に変身。「クランクインの前日は、ついに英子を演じる時が!と胸がバクバクし、寝つきが悪かったのを覚えています(笑)」と目尻を下げながら、「当日も緊張しましたが、渋江(修平)監督や向井さんをはじめ、現場のみなさんが自然と私を『パリピ孔明』の世界に誘ってくださいました。楽しんで英子を最後まで生き抜こうと思えた日でした」と感謝しながら元気いっぱいに語る様子も、英子役との相性の良さを感じさせる。
撮影の合間には、向井と上白石が談笑するなど、リラックスした表情を見せ合う瞬間も多く見受けられた。上白石は「孔明を演じる向井さんは本当に神々しく、ついつい拝みたくなってしまいます。ひとつひとつの所作や声のトーン、すべてが孔明そのもので、一緒にお芝居をさせていただく度に感動します」と尊敬しきり。孔明と英子のビジュアルはちぐはくであるにも関わらず、息ぴったりに掛け合いをするなどコンビネーションも抜群だ。
またミアのライブシーンも撮影されたが、クラブに集まったエキストラによる観客の熱気もムンムン。ミアのライブを見ながら孔明と英子がサイリウムを振る場面は、孔明の“異物感”をたっぷりと味わえる一幕。向井は「『サイリウムというものを知らなくて、振ったことない人はどうやって振るのかな?』とか考えながら演じました。周囲を見て、とりあえず似たようなことはやってみるけど、そういうタイプではないので、戦場で銅鑼をたたくイメージでやってみました」とこだわりを吐露する。
ミア役を演じる菅原の存在感も圧巻で、自身でメイクを足しながらミアになっていく過程、「オーライ!」と観客を盛り上げつつ、ダンサーを率いて踊る様子もさすがの一言だ。向井も「毎話出てくる音楽シーンが魅力的なので、僕自身も一人の視聴者として、生で見られるのがすごく楽しみです」とプロフェッショナルが作り上げる音楽シーンに期待大。向井自身もラップとお経のバトルシーンにトライしているそうで、「41歳にしてラップやお経に挑戦すると思っていなかったので、それは新たな経験として楽しみです」とあらゆる新境地に挑んでいるというから、秋からの放送が楽しみで仕方がない。(取材・文:成田おり枝)
ドラマ『パリピ孔明』は、フジテレビ系にて9月27日より毎週水曜22時放送(初回15分拡大)。