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岩井俊二監督作『キリエのうた』、釜山国際映画祭で上映決定 アイナ・ジ・エンド、松村北斗らの場面写真到着

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映画『キリエのうた』場面写真
映画『キリエのうた』場面写真(C)2023 Kyrie Film Band

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 アイナ・ジ・エンドが映画初主演を務める、岩井俊二監督最新作『キリエのうた』が、第28回釜山国際映画祭「A Window on Asian Cinema部門」にて招待作品として上映されることが決定した。併せて、歌うことでしか”声“を出すことができない路上ミュージシャン・キリエ(アイナ)を中心に夏彦(松村北斗)・フミ(黒木華)・イッコ(広瀬すず)・風琴(村上虹郎)・イワン(矢山花)らの姿を捉えた場面写真が到着した。

【写真】キリエとイッコの出会い、路上ライブをするキリエなど場面写真到着!

 『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』などでCHARAやSalyuら歌姫たちとコラボし、今なお新しい世代の共感を集め続けている岩井俊二監督。そんな岩井監督とアイナ・ジ・エンドの心惹きつけられる歌声との出会いから始まった本作は、“唯一無二の歌声”と“今旬の実力派俳優たち”が美しく奏でる音楽映画。

 主人公は、路上のミュージシャン・キリエ。抜てきされたのは、6月29日に人気絶頂のタイミングで解散する“楽器を持たないパンクバンド”BiSHとして活躍しながらも、ソロとしても活動の場を広げ、名だたるアーティストや著名人にもファンが多い異色のアーティスト、アイナ・ジ・エンド。圧倒的歌唱力の持ち主のアイナが、本作で映画初主演を果たし、自ら歌う詞と曲も書き下ろす。アイナ・ジ・エンドと共に本作を彩るのは、SixTONES・松村北斗、黒木華、広瀬すずら。

 このたび、本作が第28回釜山国際映画祭「A Window on Asian Cinema部門」にて招待作品として上映されることが決定。釜山国際映画祭はアジア最大級の映画祭の一つとして注目を集めており、過去の同部門招待作品として『そして父になる』『永い言い訳』『湯を沸かすほどの熱い愛』といった日本を代表する作品が上映されたほか、一昨年には瀬々敬久監督『護られなかった者たちへ』、そして昨年はカンヌ国際映画祭にてカメラドール特別賞を受賞した早川千絵監督『PLAN 75』などの話題作が上映されている。アジア圏で人気を誇る岩井俊二監督の最新作となる本作の海外初上映に注目が集まる。

 岩井監督は「実は、釜山国際映画祭には、個人的に深いご縁を感じています。僕の映画監督としてのキャリアが始まったのが1995年、映画祭が始まったのが1996年で、勝手ながらどこか双子のような想いを抱いています。これまでもたくさんの作品を上映していただいた、そんな僕のホームのような釜山国際映画祭で、このたび、新作『キリエのうた』を上映していただくことになりました」とコメント。「アイナ・ジ・エンドさん、松村北斗さん、黒木華さん、広瀬すずさんという素晴らしい才能と共に撮影をした日々は、とても瑞々しく、いつまでも続いてほしいと思えるような至福の時間でした。そんな最高の仲間たちと作りあげたひさしぶりの音楽映画を、まず最初に釜山で上映していただけることを大変嬉しく思っています。この作品が、そしてアイナさんの歌が、釜山の観客のみなさんにどう響くのか、今からとても楽しみです」としている。

 併せて到着された場面写真ではキリエ(路花)、夏彦、イッコ(真緒里)ら3人が無邪気にギターを楽しむ様子や、キリエとイッコの出会い、路上ライブをするキリエのほか、教師のフミや、ギタリストの風琴、謎の少女イワンの姿を捉えたものになっている。果たして、路上ミュージシャン・キリエを中心にどのような物語が繰り広げられるのか―。13年に及ぶ壮大な愛の物語に期待が高まる場面写真となっている。

 映画『キリエのうた』は、10月13日より全国公開。

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