アイナ・ジ・エンド、『キリエのうた』劇中歌披露し涙「感慨深い」 松村北斗&村上虹郎はギター演奏
関連 :
アイナ・ジ・エンドが25日、都内で行われた映画『キリエのうた』プレミアムライブに共演の松村北斗(SixTONES)、村上虹郎、粗品、石井竜也、広瀬すずと共に出席。観客の前で劇中歌を披露し「感慨深い日になりました」と声を震わせた。
【写真】松村北斗、ギターの腕前を披露
本作で描かれるのは、壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽がつなぐ13年に及ぶ壮大な愛の物語。降りかかる苦難にほんろうされる男女4人の人生が、切なくもドラマチックに交錯していく。主演に抜てきされたのは、6月に解散した楽器を持たないパンクバンド・BiSHのメンバーで、現在はソロとして活動中のアイナ・ジ・エンド。映画初主演を飾るアイナは、主題歌を歌唱するほか、劇中曲として6曲を制作し、劇中でさまざまな歌を歌い圧巻のパフォーマンスを披露する。
本イベントではアイナが主題歌をはじめとする劇中曲4曲を歌唱。「ずるいよな」では、アイナの歌にあわせて、松村、村上がギターを演奏し、「キリエ・憐れみの讃歌」では村上がギターを、粗品がキーボードを演奏した。
アイナは登場すると「名前のない街」「燃え尽きる月」を披露。アイナの圧巻の歌声に会場全体が酔いしれていた。アイナは「あらためましてKyrieです」とあいさつすると、松村と村上をステージに呼び込んだ。3曲目の「ずるいよな」披露の前にアイナは「最初で最後だと思うと言葉が詰まると言いますか。1年以上前からこの撮影をしていたので、やっと人様の目に触れられるというか、初めて聴いていただけるという気持ちで感無量です」と気持ちを告白。その後、松村と村上はアイナの力強くもしっとりとした歌声に合わせてギターを披露した。
作中のギター演奏について松村は「今回まったく初めてだったので本当に苦戦しました」と回顧。「実はちゃんとしたコードを押さえていなかったりして。(自身が演じる)夏彦オリジナルの楽譜というものを作っていただいた」と振り返り、「僕、決してまだギターは弾けないんですよ」と口にした。
ラストの曲は本作の主題歌でもある「キリエ・憐れみの讃歌」。アイナの歌声を聞いた広瀬は「この華奢な体からどうやってあんなエネルギーの放出の仕方になるのか…今日も改めて感動しました」とアイナを絶賛した。イベントの最後にアイナは「岩井俊二さんの世界にみなさんで飛び込み始めてもう1年以上経ったんですけど、やっと歌とか聴いてもらえて…。正直何もわからない自分が飛び込んだことが不安でたまらなかったんですけど」と目を潤ませ「感慨深い日になりました」と声を震わせた。
映画『キリエのうた』は、10月13日より全国公開。
この記事の写真を見る
関連記事
- 【動画】『キリエのうた』友情で結ばれた“イッコ”広瀬すずと“キリエ”アイナ・ジ・エンドの特別映像
- 【動画】『キリエのうた』松村北斗の繊細な演技に圧倒される予告編
- 5mものギターと海にたたずむ4人の姿―映画『キリエのうた』ポスター解禁 岩井俊二監督によるディレクターズカット版予告も!
- 岩井俊二監督作『キリエのうた』、釜山国際映画祭で上映決定 アイナ・ジ・エンド、松村北斗らの場面写真到着
- アイナ・ジ・エンド、BiSH解散後初の公の場 映画初主演に「本当にすてきな経験をさせていただきました」
- 佐久間宣行プロデュースの日本一短い連続ドラマ『愛のゲキジョー/愛の口喧嘩』が引き起こす“こじれた愛”の行方とは P R