『呪術廻戦』おぞましいのに憎めない おバカな蝗GUYに人気集中「マジ可愛い」「1番の癒し」
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テレビアニメ『呪術廻戦』(MBS・TBS系)第32話が9月15日に放送。新たに登場した呪霊・蝗GUY(CV:かぬか光明)がグロテスクな見た目と行為で視聴者に不快感を与える一方、賢さに欠ける発言やコミカルな口調のギャップが大きく「邪悪な呪霊なんだけど憎めない奴だった」「ギャグ枠」「蝗GUY好き」「もう(渋谷)事変の1番の癒しだろ」と人気を集めている。
【写真】血まみれの歯がグロテスク! 蝗GUYの食事シーン
蝗GUYが初登場したのは都心メトロ明治神宮前駅の地下2階、冥冥、憂憂と分かれた虎杖悠仁が遭遇する。2対の腕と1対の脚は人間に酷似しており、顔と胴体はバッタそのもの。さらに鋭い歯の並ぶ顎で人間を頭部から貪り、「形を変えられた人間は味が落ちる」と話す様子は、これまで描かれた呪霊の中でも特におぞましさが際立つ。この時点では“かわいさ”とはかけはなれた印象しかない。
そんな蝗GUYは“賢さ”に異常な執着を見せており、舌足らずな口調で「俺は賢い」と主張するものの、「じゅじゅつ」の発音が下手、「つぎはぎ」の意味を知っていると言い張る、自身の正体を「バッタの呪いだろ?」と即答されて驚く、「賢い奴はあまり自分のことを賢いって言わん」と突っ込まれるなど、どう考えても賢さに欠けていることが判明する。
的外れな言動を繰り返し、即座に論破されるたびに分かりやすくショックを受ける蝗GUYがコミカルに描かれると、SNSでは「見た目も行為もクソ気持ち悪いのにノリはギャグなの謎」「蝗GUYよ、虎杖の言うとおり自分の事を賢いという奴は大抵バカだぞ(笑)」「驚くシーン、漫画より長くて笑う」「ほんとおもろいな」「キモって思ってたけど賢い賢い言っててアホでだんだん可愛くなってきたの私だけ!?」「蝗GUYマジ可愛いwww」とファンが急増。
戦闘では強じんな体とバッタの特性を生かした戦い方を見せた蝗GUYだったが、結果は虎杖の圧勝。これについては日本における蝗害への負の感情の弱さを指摘する声があり、「バッタの呪いの蝗GUYくん、日本だからそれほどじゃないけどそれこそ中東からアフリカの地域だと神レベルまで引き上げられるんだろうなぁ」「アフリカ生まれの蝗GUYくんだったなら確実に特級レベルになってたろう」と分析する投稿が寄せられている。
放送後には原作者・芥見下々が恒例となったコメントを投稿。「さぞ描きづらかったと思います…」とアニメ制作スタッフを労いながら、「蝗GUYって名前は真人がつけてくれたんだ!! 英語だゾ!! 賢いだろ!!」と話す蝗GUYのイラストを添えている。
これに視聴者は「蝗GUYって真人が名付けたんかい」「蝗GUYとかいうくっそ頭悪そうな名前を真人がつけてあげたという事実」などと突っ込みながらも、「アホすぎる真人のネーミングも含めて好き」「本編で関わってるとこは見られなかったけどきっと仲良くしていたに違いない」と好感触。なお、この設定は公式ファンブックでも明かされている。