北村一輝&明日海りおW主演 名作ミュージカル『王様と私』上演決定
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俳優の北村一輝と明日海りおがダブル主演を務めるミュージカル『王様と私』が、2024年4月に東京・日生劇場、5月に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演されることが発表された。
【写真】ミュージカル『王様と私』速報ビジュアル
1951年にブロードウェイにて初演された、ミュージカル『王様と私』。『オクラホマ!』『回転木馬』『南太平洋』『サウンド・オブ・ミュージック』などで知られる作詞・作曲の名コンビ、リチャード・ロジャース&オスカー・ハマースタイン二世の代表作としても名高い本作は、1952年第6回トニー賞作品賞、主演女優賞を含む5部門の栄冠に輝いた。その後、1985年、1996年のブロードウェイ再演においても大ヒットを博し、幅広い年代に愛され続ける不朽の名作ミュージカルだ。1956年にはブロードウェイ公演で王様を務めた名優ユル・ブリンナーが映画版でも同役を務め、第29回アカデミー賞において9部門ノミネート、主演男優賞を含む5部門で受賞した。
日本では、ミュージカル黎明期であった1965年に東宝が日本初演を製作して以来、当代の名優たちによって演じ継がれている(1965年日本初演 王様:市川染五郎※現 二代目松本白鸚 アンナ:越路吹雪)。1990~1991年には日本初演で王様役を演じた九代目松本幸四郎(現二代目松本白鸚)が王様役にてイギリスに招聘され、200回以上王様役を務めるという快挙も成し遂げた。
2015年にはニューヨークのリンカーン・センターでのリバイバル上演(王様:渡辺謙 アンナ:ケリー・オハラ)が好評を博し、第69回トニー賞9部門ノミネート、再演ミュージカル作品賞他4部門の栄冠に。東宝製作のプロダクションとしては、2000年1月の博多座公演(王様:高嶋政宏 アンナ:一路真輝)以来約24年ぶり、日生劇場での公演は、1996年9月以来、28年ぶりの上演となる。
欧米の列強の干渉から国を守り、独立自尊と発展を目指す王様役には、圧倒的な存在感、色気とチャーミングな魅力、情熱あふれる演技力を併せ持ちミュージカル初出演となる北村一輝。同じく主演のアンナ役には、元宝塚歌劇団花組トップスターで、退団後も力強い歌声と華麗な表現力で主演舞台が続く中、テレビほか映像においても活躍の場を広げる明日海りおが登板。演出は、小林香が担当する。
北村は「ミュージカルの舞台は初めてとなり、出演を決めるギリギリまで悩み自問自答していました」と心境を明かし、「未だに大丈夫なのか?と正直、心配な気持ちもありますが、『挑戦して良かった!』と実感できるように精一杯務めたいと思います」と意気込みを語る。一方の明日海は「ロジャース&ハマースタインの名作、クラシックミュージカルのど真ん中をゆく『王様と私』に出演させていただく事になり、身の引き締まる思いです」とコメントを寄せている。
ミュージカル『王様と私』は、2024年4月に東京・日生劇場、5月に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。
※北村一輝、明日海りお、小林香コメント全文は以下の通り