臼田あさ美、『いちばんすきな花』で松下洸平の婚約者役! 「役どころは意外でした」
――今作出演のオファーを受けての印象を教えて下さい。
お話をいただき、村瀬さん×生方さんのタッグということで台本を読む前からワクワクしたのを覚えています。ただ役どころは意外でした!
――台本を読んでの感想をお聞かせ下さい。
今まで何度か感じたことはあるけれど、何となくやり過ごせてきた日常の中での違和感のようなものを、丁寧に紐解(ひもと)いて言葉を紡いでいる台本だと感じました。会話劇の中に、妙に腑(ふ)に落ちるフレーズが落ちていたり、どんなシーンになるのか楽しみになる台本です。
――役の印象と、演じる上での意気込みを教えて下さい。
そのまま、真っ直ぐ、演じたいです。“良い”とか“悪い”とか、そういう結論ではなくて、心が“通う”とか“通わない”とか、そういう感覚を大事にしたいと思いました。
――視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
誰かのセリフにハッとしたり、ホッとしたりしながら見ていただける作品になるのではないでしょうか。とても優しいドラマになれば良いなと思っております。是非、木曜劇場『いちばんすきな花』をよろしくお願いします。
■プロデュース 村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)
臼田さんとは、初めてお仕事させていただきます。共通の知り合いやお仕事仲間が多く、何度もお会いしているのですっかりご一緒した気になっていたのですが、お仕事をするのは初めてです。ご本人の人となりや醸し出す雰囲気がとってもすてきなので、そのイメージを生かしつつ、脚本の生方さんに話しつつ、恒例の当て書きで純恋というキャラクターを作ってきたのですが、臼田さん曰く『意外』で、なんなら全然違っていたようです(苦笑)。まあ、でも、臼田さんは演じる役によってまったく違う雰囲気を醸し出す方なので、間違ってはいない、はず! です。ふんわりした優しいイメージ、理想の奥さん、みたいなイメージがある一方で、もしかしたら本当はその裏で全然違うことを考えていたりするんじゃないか? とも感じさせてくれる、良い意味で“奥に何かありそうな女優さん”だと思っています。純恋は、“男女の間に友情は成立するか?”という、このドラマのテーマを象徴する役です。彼女が一体どんな女性なのか? 彼女の言う“男友達”との関係とはどういうものなのか? そのあたりを気にしながら見ていただけたら、このドラマをより深く楽しんでいただけると思います。